ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

孤独感を抱いた時、どうしていますか?

2014-03-02 | 雑記
ひょっとして、私は人一倍寂しがり屋なのかもしれないと思う時があります・・・

結婚当初にしても、兎に角、男性女性問わず・・・

会社の同僚や事務員さん・・・独立してからは、警察官やお店のお客さん達・・・

いろんな人を我が家に招き入れて、ワイワイガヤガヤとやってきました。

それを受け入れてくれた妻には、有難く思っています・・・


今の住居に越してきてからも、ご近所さんなどとも・・・

その内の何人かは、私と同じような人がいてお互い企画しあいながら楽しんでいました・・・が、

その人たちが引っ越され・・・我が家も・・・特に妻が忙しくなり、

そのような機会が極端に減ってしましました・・・


家で仕事をしている私は、ふと寂しさというか孤独感を感じることがあります・・・

だから、テレビ電話(Skype)の登録を子供の頃からの友人にもしてもらいました・・・

その友人や私の息子とウダウダとくだらない話をするのが楽しみになっています。

娘夫婦のところも登録してくれたら、孫たちとも会話できるのに・・・と思っているのですが・・・


顔を見ながら、無料で話が出来るわけですから、やはり電話だけとは違いますねぇ

誰しもが抱いている孤独感・・・それを、一時的であるにせよ忘れることができるというのは、

私は幸せな方じゃないかと思います。


今朝は、セルフネグレクト(自己放任)についてのお手紙を紹介してみようと思います。

~以下、3月2日読売新聞朝刊より抜粋~

 今年ももう3月ですね。今日は岡山県倉敷市の村上学さん(64)からの1通をお伝えしたいと思います。

 <先日、セルフネグレクト(自己放任)を特集したテレビ番組を見て、あぜんとしました。部屋中に、ごみが散らばっていました>

 私はよく知らない言葉だったので調べてみました。セルフネグレクトとは自分自身に無関心になり、食事やゴミ出しなど生活に必要な営みをせず、健康を損ねていく状態を指します。住居の「ゴミ屋敷化」や、孤独死につながる恐れも指摘されています。

自己放任 つながり絶たないで

 周囲と疎遠な独居の高齢者が陥りやすく、内閣府の調査では1万人以上いると考えられています。若い人でも経済的な困窮などで生きる意欲を失い、そうした状態になる場合もあるとのこと。

*

 ところで番組で思い起こされたことがあったんですね。

 <私の友人もそうだったのではと気づきました。5年ほど前、50代後半だった友人は自宅で餓死を選びました。前向きに生きられなくなり、人とのつながりを失って>

 友人は会社の同僚で、約10年前からの付き合い。ギャンブルにはまって職場でも借金を重ね、出社しなくなりました。心配になった村上さんが尋ねると部屋はごみが散らかり、布団の中で友人はぼーっ寝転がっていました。

 彼を説得し、社長にも頼んで一度は職場復帰させました。しかし長続きせず、一方で、しばらくして別の仕事を始めた村上さんは多忙になり……。<友人は自分の殻に閉じこもったようでした。私に助ける力が足りなかったのかもしれませんが>

*

 別にもう一人、思い当たる経験もあったそうです。

 <ごみが大量にたまった家のお年寄りのもとを訪ねたこともありました。でも大声で怒られて。ただ、こちらが声をかけ続けると、ある時、「あんたは珍しい人や。ありがとう。でもほっといてくれ」と告げられました>

 ごみの撤去や医師の派遣など、セルフネグレクトの人への支援を行う自治体も見られますが、一部なのが現状。

 この問題に詳しい結城康博・淑徳大教授(社会福祉学)は「地域で人間関係が希薄化する今、現役世代でも会社とのつながりがなくなると、孤立して、孤独死するケースも目立ってきています」と危惧されます。

 村上さんは手紙の最後にこう記しておられます。<前向きに、人とつながりを持つこと。それがやはり一番大切になってくるのでしょうね。行動に移すのは一人ひとり>。中々人の生活に踏み入ることは容易ではないでしょうから、答えはすぐに見つかりませんが。じわりと広がる社会問題の一つとして、気にかかります。

(松永喜代文)


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