
Excelスピル機能を上手く使いこなそう !?
残念ながらSUM関数は対応してません!!
文字列操作もスピルで処理できる!!
Excel 2019から追加されたスピル機能を上手く活用できていますか?
「スピルという言葉は聞いたことあるけど使ったことない…」とおっしゃられる人もいらっしゃるかもしれません・・・
例えば、Excel 2019以前のバージョンなら右の画像の様に合計金額を出す場合、1つ目のセルに単価(B2)×在庫数(C2)で=B2*C2と入力してEnterで確定し、その後、オートフィル機能で下のセルに数式を貼り付けるという工程が必要やったんですよね。
例えば、Excel 2019以前のバージョンなら右の画像の様に合計金額を出す場合、1つ目のセルに単価(B2)×在庫数(C2)で=B2*C2と入力してEnterで確定し、その後、オートフィル機能で下のセルに数式を貼り付けるという工程が必要やったんですよね。
それがExcel 2019以降は1つ目のセルに数式を入力して確定すると隣接する他のセルにも数式や値が自動入力されるという機能なんです。
今日は、再度どのような場合に利用できるのか例を挙げて説明してみたいと思います。
- 【合計金額を出す場合】
- スピルを使用する場合は左の画像では単価の列×在庫数の列範囲を指定して『=B2:B5*C2:C5』という数式になります。
- そして『Enter』で確定します。
- すると、各行の合計金額欄に結果が表示されます。
- 【値下単価計算の場合】
- 左の画像の場合、元価格(B2:B5)に対して値引率10%(F2)の値下げとは元価格を1とすれば0.1引いた価格なのでセルF2を指定して数式は『=B2:B5*(1-F2)』と入力します。
- そして『Enter』で確定します。
- すると、元価格から10%引きの値下げ価格結果が表示されます。
- 【10%消費税込み値下価格の計算方法】
- 先ほど、値下げ価格を出したものに10%の消費税を乗せた税込金額を表示したい場合は、『=』を入力して、値下げ価格のセルC2からセルC5を選択しますと『=C2#』と入力されます。
- そして、10%の消費税を上乗せしますので1.1を掛けて『=C2#*1.1』と入力します。
- そして『Enter』で確定します。
- すると、値下げ価格に10%の消費税を乗せた税込価格が表示されます。
- 【〇月〇日の横のセルに曜日を表示させる場合】
- A列のセルA2からセルA40まで〇月〇日月日が入力されてる場合、TEXT関数で『=TEXT(A2:A40,』と入力します。
- 次に、曜日を表示させる"aaa"を入力して『=TEXT(A2:A40,"aaa")』とします。
- そして『Enter』で確定します。
- するとセルB2からセルB40までに曜日が入力されます。
この機能を上手く利用して効率的にお仕事をしてくださいね。
ただ、頻繁に使用されると思われるSUM関数はスピルは対応していませんので悪しからず・・・
RIGHT関数、LEFT関数、SUBSTITUTE関数等々いろいろな関数がスピルに対応していますので色々と試してみてくださいね。
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