ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

行楽の秋は渋滞するので

2023年10月23日 | Diary
早朝6時台に東名高速なら大和、中央道なら大月を通過できれば渋滞に巻き込まれることはないそうです。


先週末は予定もなかったのでのんびり家で過ごす予定だったのが、あまりにお天気が良かったので出かけることに。しかし家を出たのが正午過ぎ、クルマだと渋滞するので前から一度乗ってみたいと思っていた八高線で高崎まで行くことにしました。


新横浜から横浜線で八王子まで行き、そこで川越行きの八高線に乗り換えました。途中、高麗川駅で降りて、非電化車両の高崎行きに乗りかえました。高麗川から高崎まではほとんど無人駅ということで社内には運賃ボックスがありました。ネットの情報を読んだ印象では自然の中を走るローカル列車というイメージでしたけれど北海道で根室本線や釧網本線、宗谷本線が走っているのと比べると里山と住宅地を走る通勤通学列車という感じでした。


群馬と横浜は一見なんの関係もなさそうですけれど幕末以降、輸出品第1位だった蚕糸関連産業の産地から輸出港までは重要な物流ルートで横浜港周辺には生糸検査場や生糸や絹織物を扱う商社も多くありました。三渓園もその生糸貿易で財を成した原三渓によって建てられたそうです。最近あまり見かけなくなりましたけれど20年くらい前までは絹のスカーフもお土産品として人気でした。


群馬、栃木、長野は養蚕、製糸、織物工業の発展とともに映画「ああ野麦峠」のように多くの若い女性を農村から集めていました。織物工業は第二次世界大戦中は軍需産業になり鉄道、道路など内陸交通網が整備され、戦後は精密機械や金属機械工業への転換がはかられたそうです。桑畑は果樹園になって今日に至っています。



高崎は上越新幹線のほか5路線がありとても交通の便にすぐれた場所でした。とはいえ着いたときにはすでに17時半だったので駅のまわりをぶらぶらしてすぐ東海道線直通上野東京ラインで帰ってきました。高崎から大宮までは30分程度なので意外に近くて拍子抜けしました。



ワタシにとっての鉄道網は若い頃切符を買うときに見た券売機の上の運賃が表示されている路線図です。ですから八高線のように国道16号線や圏央道より外側のヨコのつながりはよくわかりませんでした。東飯能、寄居、小川町など券売機の上では見たことがある駅名が出てきて「ここだったのね」という感じでした。


東横線も東武、西武と直通運転しているので八王子からではなくても八高線に乗り換えられますし、川越からなら前橋や伊勢崎など群馬へのアクセスも悪くなさそうです。もっとも草津温泉はかなり遠いので公共交通を利用するなら直行バスがおすすめ。


週末は渋滞するので日帰りハイキングには電車が便利。同じ場所ばかり歩いても慣れてしまうので3か月に一度くらいは違うところに行きたいですね。


高周波騒音は引き続きひどいです。









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