バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
バヤデルカ
今年初めのバレエ。レニングラード国立バレエの「バヤデルカ」に行ってきました~。
このところバレエはKしか見ていなくて、久々にTVやビデオでロイヤルバレエを見たらちょっと???になった部分があったのです。それでたまには他の所も見ようと。噂ではルジマートフ氏がソロルを踊るのも最後だというし、見とかなきゃ!と思いました。ルジマートフ氏のバヤデルカ全幕は1996年にキーロフのを観て以来・・・(あのときニキヤはアスィルムラートワの予定だったのに、変わっていたんだっけなー!)
作品は違えど、K-のテンポに慣れてしまうと、今日のレニングラードはものすごくゆっくりに感じるのが一点。ま、それはそういう特長なんでしょうね。開幕時間も5分以上遅れて、これまたゆっくり目・・・。
しかしところどころ拍手が入っても、どこかから巻きの指示でも出てるのかと疑うほど、音楽はノンストップ。
踊りはさすがに堅実、派手さはにゃいけど・・・。子役も何人かいて(インドの踊り?と壷の踊り)、どー見ても日本人だな~と思ったら、日本のバレエ教室が参加している模様。かなりしっかり踊っていたので、特に文句はありません。人件費削減?は他にもあって、踊らない坊さんたちや立っているのが主な役の人もそのようです。日本人だし、肉襦袢が要らない体型の人も居るし(まさか大道具の人!?)猫にはちょっと「余分三兄弟」のよーにも見えてしまい・・・それが2幕の幕開き後は凄い勢いで出たり入ったりするのです。槍を持って歩く-踊らない坊さんたち-藩主を乗せた御輿(御輿を担いでいるのが余分三兄弟ならぬ、四兄弟・・・)-黄金の仏像を乗せた御輿-ガムザッディを載せた御輿-ソロルの乗った象!(象の中にもきっと三兄弟・・・)-最後は棒に括り付けられたトラ(寅年なのにー!)を担いで・・・そこまでやるか!(笑)
さておき、各人が大きいのか、舞台がとても狭く感じます。それに彼らもオーチャードの大きさに慣れていないのかも。妙に舞台の奥で踊っているように感じました(2幕なんて舞台奥に踊らない人が一杯いるのに、その人たちの足を踏みそうで・・・舞台の手前が空いてるのににゃあ・・・)
ストーリーというか、演出で???なところもありました。
ニキヤが死んでしまった後、傷心のソロルが水タバコ?(もしかして“やばい”薬?)を吸うシーン。奴隷役の人がヘビ使いを連れてきて、コブラを躍らせるの。
そのちょっと前にニキヤが毒蛇に噛まれてるのに、なんちゅう無配慮。というか、嫌がらせにしか見えない・・・orz(一体誰に仕えているのか、ようわからん奴隷だったけど、実は一番ニキヤが好きで、密かにソロルに復讐してたのかにゃあ?)
2幕かな~と思っていたら3幕もあったのね(^^;
3幕目はクライマックスだけあって、面白かった! ラストシーンはネタバレすると面白くないと思うので、その手前の部分。
ソロルとガムザッディの結婚式に、亡霊のニキヤが現れる~のは、ままあるけれど、やってることが怖かった。ガムザッディがみんなから受け取る花を、知らないうちにニキヤが取っていく・・・何度も!
(それにしても、あんなに人が一杯いるのに霊感の強い人は一人も居ないんでしょうかね~~)最後にその花を(たしか)ソロルに渡すのだけど、ニキヤが見えていないソロルにしてみれば、いきなり目の前にいわくつきの白い花が現れるんでしょうね~。・・・背筋が寒くなります。
ルジマートフさんは確かに体力的には昔より・・・なのでしょう。けど、やはりその存在感はピカイチです。過剰に反りすぎ?と思える癖?も健在でした。でも、それでこそルジマートフ!って気もします。あてーるかと思っていると、実はるるべだったりする場面も昔からです。(ひらがなで書いている部分は正しくない可能性が高い部分です、すみません)観ていると音楽以上に何かが聞こえてきそうです・・・。人気も変わらず、長い長いカーテンコールでした。そしてカテコの途中でもさっさと帰るオケメンバーに職人気質を感じます(苦笑)。
やっぱり色々なバレエ団を観るのも楽しいです。
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このところバレエはKしか見ていなくて、久々にTVやビデオでロイヤルバレエを見たらちょっと???になった部分があったのです。それでたまには他の所も見ようと。噂ではルジマートフ氏がソロルを踊るのも最後だというし、見とかなきゃ!と思いました。ルジマートフ氏のバヤデルカ全幕は1996年にキーロフのを観て以来・・・(あのときニキヤはアスィルムラートワの予定だったのに、変わっていたんだっけなー!)
作品は違えど、K-のテンポに慣れてしまうと、今日のレニングラードはものすごくゆっくりに感じるのが一点。ま、それはそういう特長なんでしょうね。開幕時間も5分以上遅れて、これまたゆっくり目・・・。
しかしところどころ拍手が入っても、どこかから巻きの指示でも出てるのかと疑うほど、音楽はノンストップ。
踊りはさすがに堅実、派手さはにゃいけど・・・。子役も何人かいて(インドの踊り?と壷の踊り)、どー見ても日本人だな~と思ったら、日本のバレエ教室が参加している模様。かなりしっかり踊っていたので、特に文句はありません。人件費削減?は他にもあって、踊らない坊さんたちや立っているのが主な役の人もそのようです。日本人だし、肉襦袢が要らない体型の人も居るし(まさか大道具の人!?)猫にはちょっと「余分三兄弟」のよーにも見えてしまい・・・それが2幕の幕開き後は凄い勢いで出たり入ったりするのです。槍を持って歩く-踊らない坊さんたち-藩主を乗せた御輿(御輿を担いでいるのが余分三兄弟ならぬ、四兄弟・・・)-黄金の仏像を乗せた御輿-ガムザッディを載せた御輿-ソロルの乗った象!(象の中にもきっと三兄弟・・・)-最後は棒に括り付けられたトラ(寅年なのにー!)を担いで・・・そこまでやるか!(笑)
さておき、各人が大きいのか、舞台がとても狭く感じます。それに彼らもオーチャードの大きさに慣れていないのかも。妙に舞台の奥で踊っているように感じました(2幕なんて舞台奥に踊らない人が一杯いるのに、その人たちの足を踏みそうで・・・舞台の手前が空いてるのににゃあ・・・)
ストーリーというか、演出で???なところもありました。
ニキヤが死んでしまった後、傷心のソロルが水タバコ?(もしかして“やばい”薬?)を吸うシーン。奴隷役の人がヘビ使いを連れてきて、コブラを躍らせるの。
そのちょっと前にニキヤが毒蛇に噛まれてるのに、なんちゅう無配慮。というか、嫌がらせにしか見えない・・・orz(一体誰に仕えているのか、ようわからん奴隷だったけど、実は一番ニキヤが好きで、密かにソロルに復讐してたのかにゃあ?)
2幕かな~と思っていたら3幕もあったのね(^^;
3幕目はクライマックスだけあって、面白かった! ラストシーンはネタバレすると面白くないと思うので、その手前の部分。
ソロルとガムザッディの結婚式に、亡霊のニキヤが現れる~のは、ままあるけれど、やってることが怖かった。ガムザッディがみんなから受け取る花を、知らないうちにニキヤが取っていく・・・何度も!
(それにしても、あんなに人が一杯いるのに霊感の強い人は一人も居ないんでしょうかね~~)最後にその花を(たしか)ソロルに渡すのだけど、ニキヤが見えていないソロルにしてみれば、いきなり目の前にいわくつきの白い花が現れるんでしょうね~。・・・背筋が寒くなります。
ルジマートフさんは確かに体力的には昔より・・・なのでしょう。けど、やはりその存在感はピカイチです。過剰に反りすぎ?と思える癖?も健在でした。でも、それでこそルジマートフ!って気もします。あてーるかと思っていると、実はるるべだったりする場面も昔からです。(ひらがなで書いている部分は正しくない可能性が高い部分です、すみません)観ていると音楽以上に何かが聞こえてきそうです・・・。人気も変わらず、長い長いカーテンコールでした。そしてカテコの途中でもさっさと帰るオケメンバーに職人気質を感じます(苦笑)。
やっぱり色々なバレエ団を観るのも楽しいです。
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