バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
夏の終わり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/6f/c367598b30f2309c5d0b8f67c618a8c7.jpg)
猫の夏はフィールドバレエくらいのものだったけど、他にも少しだけ夏気分を味わってました。
UPした写真の本。「花ものがたり」森下真理/作 狩野富貴子/絵
この中になつかし~いお話があったのです。というより、その話を読みたくて探し回った。
もう廃版になっているのか入手困難(アマゾンに中古があることはあるけれど・・・)、
猫の住む市の図書館にはなく、お隣の市の、書庫にしまわれていたのを発掘(近隣の市の図書館も利用できるのです)。
平日に図書館に行くのがまた、大変で!閉館時間間際の駆け込み。
さておき、
一番読みたかった話のタイトルは「あじさい色の時計」。
昔、昔、大昔にあった、学研の「夏の読み物特集」に入っていて、とても印象的だったんでしょう。当時はリケジョ(笑)で、小説は滅多に読まなかったのだけど、なぜかこれは読んで、しかも断片的に覚えていたから。
ストーリー自体は派手な盛り上がりもなく、一人の少女がすてきなお姉さんと知り合って、1~12の数字の代わりに「NATSUNOOWARI」と書かれた時計を目にする、お姉さんは幻のよーに消えてしまうのだが、出会っていた時間も、夏休みも、どんなすてきなことにも終わりはあるよね、っていう(猫がまとめると、まるで救いがない)話。実際はもっと幻想的で深い話です!
当時は読むだけで情景がフルカラーで浮かんだし、なんともいえない余韻もあったのだけど・・・今になるとそこまで鮮明じゃないなあ・・・と。それだけ純粋じゃなくなったんでしょーかね・・・(遠い目)。
本には他の話も入っていて、全部花が絡んだ幻想的でちょっと切ない話。・・・男の子が読んでも・・・「なんのこっちゃ」だろうなあ・・・。
表紙は「月見草」という話のタイトル画だと思います。
夏の終わり・・・で、ちょっとしみじみしてました。
ああ、そしてやっぱり観劇・バレエの間隔が空くと風邪を引く!
昨日からのどが腫れてます~(げほげほ)。早くロミジュリが始まらないと!
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