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解釈・・・

連休も最終日(どよーん)。連休中はかねての予定通り?2日間はずっと家にいて、庭掃除やら、家の細々したことを片づけたり、ここぞとばかりに昼寝したり、のんびりして残りはゲートへ^^; いつもの2~3倍のペースだったけど、仕事とは違って楽だった。

中には特別クラスで、白鳥の湖の4幕のコールドをやってみる、というのもあった。
五十肩を抱えて大丈夫にゃんだろか、と思ったけど意外にもダメージはなく、かえって少し良くなったような(恐るべし白鳥のはばたき運動!)。先週は頭痛も多かったのだけど、それもさっぱりと消えた・・・もしかして単に運動不足が原因だった??


で、タイトルの「解釈」は白鳥の湖の結末部分のこと。振りうつしに際しての解説で気になったキーワードが「運命の大転換(あれ?大回転!?)」。どのことをおっしゃっているのかな~と。以下その解説から考えた解釈。

本来なら王子が約束を破ってしまったことで、ロットバルトの呪いは解けないはずだった。が、オデットの覚悟の死(これは王子を許したし、この世で一緒になれないなら~という上での)と、そんな彼女を追ってしまった王子の行動で、ロットバルトはかなりの心的ダメージを受けた。さらに白鳥たちも二人の思いに触発されて勇気を得たため、ロットバルトにとどめを刺すことができた(以前からロットバルトの死因は、つつかれたことによる外傷性ショック死だと思ってました^^)

ロットバルトが滅びたことで、永遠に解けないと思われていた呪いは解けた、ので、その後白鳥たちは人間に戻れた。

つまり運命の大転換は、解けないとされていた呪いは解けた、ということ。

今までもなんとなくそんな感じだろうな~とは思っていたけど、あらためて一つ一つシーンを追っていくと実感が湧く。振りうつしのでは違ったけど、K版のラストは白鳥の群れが天を目指して飛び去って行くイメージだったので、どうなのかな~と思っていたのだけど、呪いが解けるには多少時間がかかったのかも^^;;(二人が天上にいるとしたら、上を目指した方が納まりがいいし)

今回のレッスンであらためて凄いな~と思ったのはピアニストさんの腕。
あのどどどドラマチックな4幕をピアノで弾いてくれるんですもの。音が多くて大変、と話されていたけど、さもありなん。
「ピアノで聴く白鳥の湖-全曲」、なんてCDが欲しくなってしまった。

先生方もおっしゃっていたけれど、四羽とか二羽とかオデット、オディールのバリエーションはあっても、4幕をやってみる、という機会は少ないだろうな~。もう少し広いスタジオだったらもっとのびのび気持ち良かっただろう・・・。せっかくの杉野ロットバルトさんだったのに、すぐ近くを通るときははばたく腕が当たりそうで、思わず引っ込めてしまいましたもん^^;
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