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本気で考えているとは思えない


消費税の還付方法、財務省の案。
消費者が買い物をするたびにマイナンバーカードを端末に読み込ませて、金額(ポイント?)を送信、合計を保管しておいてある程度溜まったら、ある期間にインターネットなどで手続きをして、払い過ぎた分の消費税をあらかじめ登録しておいた口座に返還・・・。

ざっと考えただけで、どうなの?って部分は

・マイナンバーカードなんてものの製作費と発送費は誰が払うの?
・マイナンバーカードを紛失したら?再発行はどこでどのように?
・店という店に読取り端末を設置するの?その費用は誰が払うの?例えば物凄く山奥の峠の茶屋みたいなところで、ネット回線もないようなところはどうなるの?(今の日本にあるかどうか知らないけど)
・一旦会計を済ませて、後で金額修正があったらポイントも修正するわけでしょう、夕方のスーパーの混雑したレジでそんなこと多発された日にゃ、キレますわよ。
・誰がいつどこで何を買ったかが事細かく全部ネットを流れるわけ?
・貯めたポイントがきちんと管理されているかを誰が確認するの?ハッキングされて改ざんされたりしないの?誤って外部に漏れたりしないの?
・家族単位での管理もできるということだけど、家族が増えたり減ったりもするでしょう。赤の他人を家族にしてしまうことができちゃったりしない?
・還付の手続きをするのに、ネット環境が必要で、そういうのができない人はどうするの?

他にもいろいろ問題があるに違いない・・・

これはもう、「こんな面倒なことをするくらいなら還付しなくていいから」って言わせたいだけなんじゃ?
消費税を8%にしたときも、「こんな面倒な計算をするくらいならいっそのこと10%にしてよ」って思わせたいのかという策略だとも思ったが(対面的には、一気に10%にしなかったんだから優しいでしょ、ということにも)。

「いや~国民の皆さんのために、一生懸命考えたんですけどね、やっぱり大変ですよね、だからやりません」というのが本音?
それか読取り端末機のメーカーと癒着してる?来年4月からなんて、今から準備してないと間に合わないでしょう。本気でやるならもう発注してるのでは?

本気で考えていないとしたらこれは何?
茶番劇?・・・おふざけ?
それならもう少しコメディセンスを磨いてほしい。
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