goo

Swan Lake

TVで、ロイヤルバレエの白鳥の湖(リアム・スカーレット版)を観た。
面白かった!! 主だったところの振付はそれほど変わってないのかもだけど、ところどころ妙にカッコいい(笑)
装置も衣裳も豪華~

コールドはあんまりぴしっとは揃わないけど、個性重視という解釈? ある意味人間味がある感じ。

各国の踊りもクールで迫力もあってどれも素敵(スペインのお兄さん顔まで濃っ)。

しかしロットバルトの位置づけがよく分からない。王宮に常駐している黒いおっさん時(この時のポジションが謎なのよ)と、湖の近くのグロテスクな悪魔は同一なのよねえ?(ところどころ影役さんがいるのかもだけど)。
彼は国そのものの乗っ取りを企んでいたのだろうか・・・

しかし結末はあんまりすっきりしないなー 王子、寝てる間にすべてが終わってる、あまりに無力だ・・・(あの後オデットが生き返ったら目が点ではあるが)。


びっくりしたのは王妃役のE.マクゴリアンさん。まだ現役だったんだー!
(くまさん♪がロイヤルに居た頃から王妃やってましたよね)
背がすごく高くて、美人さんで、好きなんだわ。まあ、ちょっとなんか王子と会話が噛み合ってない感じもあったけど、元々そんなシーンだし。

主役の二人も納得の実力、ヌニェスさん(舌噛むわ)の粘りは抜群の安定感に繋がるのね。ムンタギロフさんは軽くてシャープ。
しかし嘆きのデュエットでオデットが小さく首を振るところ「こいつ(王子)ホントに使えない・・・タメイキ」に見えてしまった(笑)。
説得力あり過ぎ。

全体的にスタイルはクラシカルだけど踊りは新しい・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )