天気:曇りのち雪、気温:6度C(昼)

1時少し前、外を見たら雪が降っていた。それもかなり激しく。気温も4度Cに下がった。朝は日も射していたが、昼のころには昨日と同じようにまた深い霧が立ち込め、ついには雪が降り始めた。

雪はしばらくして止んだが、霧は居残ったまま。まるで再び雪の降るのを待っているかのようだ。
霧と言えば、昨夜はひどく、夜道であんなに濃い霧は初めてのことだった。まるで、黒い闇と白い闇とが溶け合い、押し包まんとでもするかのように迫ってきて、そんな状況では、車のライトはわずかの距離を照らすだけで、茫漠とした白い闇の中に吸い込まれてしまう。左右もだが、上下の感覚もおかしくなってきて、気を付けていても、どの辺りを走っているのかさえあやしくなる始末。いつもなら、途中の「焼き合わせ」や「芝平峠」で右手眼下に街の灯りが見えるのだが、もちろんそんなことは望むべくもなかった。

上の写真は、今朝大沢山から入笠山方向を撮ったもので、まだ青い空も見えていた。しかし、この写真から受ける印象は、もはや秋のものとは言い難い。帰りかけたら、葉の散ってしまった木々の間を、鳥だけが忙しげに飛び回っていた。
先ほど4時45分、小屋の寒暖計はマイナス2度Cを表示。こんな天気だったが、一日存分に働いた。月も暮れなずむ空に顔を出したしそろそろ山を下ろう、一日を閉じる祭りを楽しみに。
牧柵にもたれて遠のく冬の山 丼子(どんぶりこ)
山小屋「農協ハウス」の冬季営業については11月1日のブログをご覧ください。

1時少し前、外を見たら雪が降っていた。それもかなり激しく。気温も4度Cに下がった。朝は日も射していたが、昼のころには昨日と同じようにまた深い霧が立ち込め、ついには雪が降り始めた。

雪はしばらくして止んだが、霧は居残ったまま。まるで再び雪の降るのを待っているかのようだ。
霧と言えば、昨夜はひどく、夜道であんなに濃い霧は初めてのことだった。まるで、黒い闇と白い闇とが溶け合い、押し包まんとでもするかのように迫ってきて、そんな状況では、車のライトはわずかの距離を照らすだけで、茫漠とした白い闇の中に吸い込まれてしまう。左右もだが、上下の感覚もおかしくなってきて、気を付けていても、どの辺りを走っているのかさえあやしくなる始末。いつもなら、途中の「焼き合わせ」や「芝平峠」で右手眼下に街の灯りが見えるのだが、もちろんそんなことは望むべくもなかった。

上の写真は、今朝大沢山から入笠山方向を撮ったもので、まだ青い空も見えていた。しかし、この写真から受ける印象は、もはや秋のものとは言い難い。帰りかけたら、葉の散ってしまった木々の間を、鳥だけが忙しげに飛び回っていた。
先ほど4時45分、小屋の寒暖計はマイナス2度Cを表示。こんな天気だったが、一日存分に働いた。月も暮れなずむ空に顔を出したしそろそろ山を下ろう、一日を閉じる祭りを楽しみに。
牧柵にもたれて遠のく冬の山 丼子(どんぶりこ)
山小屋「農協ハウス」の冬季営業については11月1日のブログをご覧ください。