
まさかいくらなんでもゴールデンウイークの真っ只中、客がゼロのキャンプ場や山小屋なんてあるのだろうか。ところが、あるのだ。参りました。世間の人が連休を楽しんでいる間、閑古鳥の鳴く山小屋やキャンプ場にいて、客を待つ身にもなってほしい。これを読みながら、あなたは笑っているな。
本来の牧場の仕事がまだまだ山積しているから、そっちの仕事に専念できてそれでもよいのだが、こんないい所を無視してあなたたちは気の毒に、一体どこへ行こうとしているのだろう。どこにいるのだろう。
マナスル山荘本館の美味いビーフシチューを食べながら、隣の若い2人に声をかけたら、沢入から入笠に登り、ヒルデエラ(大阿原)からテイ沢、さらに高座岩にも登り、牧場を通ってきたところだと話してくれた。「確かに、テイ沢を通らないと、もったいないですね」と2人が言ってくれたのでつい、大沢山まで案内を買って出た。
昨日、かなり年配の女性から電話で問い合わせがあり、キャンプ場の予約を受けた。交通規制のことを案じていたので、「にっこり笑顔で入笠牧場へキャンプに行くのだと言ってください」と伝え、「笑顔で」を2回繰り返した。

いまその人たちが山小屋とキャンプ場を占有している。小屋に泊まるにしても野外気分を味わいたいと言うので、テントを張る手伝いをしたり、直火も焚いて、牧場の案内もした。喜んでもらえたと思う。4人の親子連れがいい雰囲気を出している。それで今日は充分だ。
幾つかコメント欄に問い合わせがありました。ありがとうございます。まとめて4月26日のブログの方でお答えします。気楽に来て下さって大丈夫です。
入笠牧場内の山小屋「農協ハウス」及びキャンプ場の営業に関しましては、4月26日のブログをご覧ください(日付をクリック)。