
昨日「あと1か月もすれば、小梨やクリンソウの花が咲くだろう」と書いたが、驚いたことに上の写真のようにもう、小梨だか山梨だか知らないが花が咲いてる。他にも今にも咲き出しそうなほど蕾を膨らませた小梨の木がある。
季節の進み方が早い。つい一昨日だったか、曇り空の寒い日、薄緑がもやって見えるような落葉松の林に、まるで黄緑色の絵の具をベタっと塗り付けたように白樺の若葉があちこちに混ざっているのが見え、さらに山桜の赤味を帯びた葉も負けずに加わり、その自然の色合いの美しさに見とれたが、今日など見れば早くも、白樺の新鮮な黄緑の色が褪色し始めたように感じられる。やがて、味気のない単調な緑の色に変わって、今のように葉の色で木の種類を見分けるというようなことはできなくなるだろう。
見分けるということでは、この牧場には100本を軽く越す山桜の木があるが、花を散らした今でも遠くから見てもよく分かる。山桜の花はその清楚な美しさを幾度も褒めたが、葉もまた春に渋い赤色から始まり、秋になって再びいち早く紅く色付くという、なんとも健気な木である。
幾日もしないうちに丸裸のダケカンバもようやく、とんがった鋭い枝先や樹幹を、若葉が少しづつくるみ、覆うようになりそうだ。
かんとさんご高配を感謝します。土曜日、天候はどうですかね。
KSIさん、今日よりも良い昨日はないと思ってご自愛ください。ええ、今日がいつも一番であって欲しいと考えて・・・。
入笠牧場内の山小屋「農協ハウス」及びキャンプ場の営業に関しましては、4月26日のブログをご覧ください(日付をクリック)。