
さてさて、エライ雨の降り方だったので、囲い罠の中の牛もさすがに今日は入り口近くの隅に集まり、不安気にじっとしていた。なぜあの場所かは分からないが、歴代の牛が何かあるとあの隅に集結する。草の海の中に一か所だけ島のような場所があり、そこにはコナシの大木も生えているから少しは雨や風を避けることができるはずなのだが、そうしない。
昨日は、テイ沢の丸太橋に修復したいところがあり、伐採した落葉松の皮むきをしたり、B幕営地へ行くための段々のついた簡単な道を作ったりしたが、さすがにこの雨では外の仕事は諦めざるを得ない。
そういえば、テイ沢の丸太橋の架け替えに際しては、落葉松の皮むきを手伝ってくれた友人諸氏が意外にそれにハマり、熱中し、競争したりと、賑やかだった。そんなことを思い出しながら昨日は、一人でも結構倦まずにやれた。
雨が小止みになったので第1牧区へ行ってみた。深い霧のせいで、牛の群れを探すのに手間取ったが、お蔭でしっとりと濡れた草原や、霧が居座ったままの森の深い味わいを、身体中に沁み込ませるように満喫できた。
確かに、言葉にならない、また写真にも写せないような眺めなんて言ってみても、かなり見る者の心とか気持ちが増幅器のような働きをしているのだろう。しかしそれでも、そういう静かな感動は、こんな雨模様の天気を押して実際に出掛けてきて、体験してみなければ分からない。
きょうはこんな天気にもかかわらず、有難くも山小屋に予約がある。雨が止んで、またしても昼飯を食べるのを忘れて仕事をしてしまった。弁当はウナギだったのだが、それも忘れていた。
雨の森も悪くない。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。