ルイ・フィリップ(Louis Philippe) チャイナ系 小~中輪カップ咲き 低木木立
1834年以前 フランス(Modeste Guérin)作出
交配親:不明 別名:Florida Rose , King of France
チャイナ系(赤バラの祖先の発見地とされる)の特徴でもある赤い花で、
小輪カップ咲きながらもうつむき気味に咲く。四季咲きなので、秋まで
花を付ける。樹高は最大で1.5m程度だが横張り性をもつ。
どの資料を見てもウドンコ病に注意とある。
花名の由来は、ナポレオン追放後に民衆側として即位した最後のフランス王、
ルイ・フィリップ1世(1830年即位)から。尚、この方も後に追放され、
イギリスで客死となります。
------------------------------------
チャイナ系・カップ咲きといえばツダンホンシン(赤胆紅心)が有名ですが、
花保ちが悪いんですよね。花が開いていく端から花弁が乾燥して丸まったり、
雨に打たれて型崩れしたり。その代わりに時期の間はボツボツ咲いていき
ますので、訪れた日に咲いていれば見られるという次第。
これは、あらゆる花に共通ではあります。なにせ、自分チで育てている訳じゃ
なく、見せて貰っている立場なので。