思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

'24春バラ 「ルイ・フィリップ」

2024年05月19日 11時11分33秒 | 薔薇


ルイ・フィリップ(Louis Philippe) チャイナ系 小~中輪カップ咲き 低木木立
1834年以前 フランス(Modeste Guérin)作出
交配親:不明 別名:Florida Rose , King of France

チャイナ系(赤バラの祖先の発見地とされる)の特徴でもある赤い花で、
小輪カップ咲きながらもうつむき気味に咲く。四季咲きなので、秋まで
花を付ける。樹高は最大で1.5m程度だが横張り性をもつ。
どの資料を見てもウドンコ病に注意とある。

花名の由来は、ナポレオン追放後に民衆側として即位した最後のフランス王、
ルイ・フィリップ1世(1830年即位)から。尚、この方も後に追放され、
イギリスで客死となります。

------------------------------------

チャイナ系・カップ咲きといえばツダンホンシン(赤胆紅心)が有名ですが、
花保ちが悪いんですよね。花が開いていく端から花弁が乾燥して丸まったり、
雨に打たれて型崩れしたり。その代わりに時期の間はボツボツ咲いていき
ますので、訪れた日に咲いていれば見られるという次第。
これは、あらゆる花に共通ではあります。なにせ、自分チで育てている訳じゃ
なく、見せて貰っている立場なので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'24春バラ 「ソフィーズ・パーペチュアル」

2024年05月19日 10時57分54秒 | 薔薇


ソフィーズ・パーペチュアルSophie’s Perpetual:チャイナ系:ロゼット咲き:
1928年登録(広島市植物公園名板)/1905年以前フランス:W. Paul

トゲが少なく半つる性を持ち耐寒性も強い人気品種とのこと。強く甘い香りを放ち、
花の色も赤~紅桃~白桃と赤系の様々なものが咲き、特に外縁側は赤みが強い。

「ソフィーの永遠」の意味だが一種の比喩的表現として用いられており、色んな
意味を持つようです。

※当品種は、'22春バラ 「ソフィーズ・パーペチュアル」の再掲載です。
 写真のみ'24年春撮影のものとなります。

https://blog.goo.ne.jp/o-peke/e/db7367f5ea72a83e10ccea08815a6f1a
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'24春バラ 「マジョリー・フェアー」

2024年05月19日 10時16分14秒 | 薔薇


マジョリー・フェアー(Marjorie Fair) シュラブ系 1977年イギリス(Harkness)作出
交配親:ベイビー・フラックス×バレリーナ 別名:レッド・バレリーナ

あまり大きくならないシュラブ系(低木で横に誘引可能な、ツル性を持つバラの総称に近い分類)。
赤と白に黄色のシベで彩りも鮮やか。小ぶりな花を房状につけ、特に春は賑やかに咲く。
また、秋まで咲き続けるため繰り返し咲きに分類される。
大変丈夫で病気にも強く、玄関やフェンス周りに植栽している愛好家も多いようです。
但し、寒冷地では育成が遅くなる傾向があるとのこと。

------------------------------------

去年は色々あって掲載出来なかった春バラ。今年はバラの時期に広島市植物公園へ行って
撮影出来ましたので、ボチボチ載せていこうかな、と。

尚、同園では、珍しく貴重な品種の育成保存と、可能であれば展示を実施する方針なので、
現代の育成しやすく華やかで人気のある品種は少ないとしています。
また、昨年のバラシーズン以降、近年では大きな品種の入れ替えやレイアウト変更が為され
ましたので、観られなくなった品種や見るのが少し難しい(要するに、遠い場所に植栽された)
ものもあります。古い品種は病気に弱いものも多く、不特定多数の入園者から距離を置いて
少しでもリスクを減らしたいという意図もあるようです。
なにせ、雨粒に含まれる菌が原因で病気(障害)を発する品種もありますし。学芸員や
技師、職員、ボランティアの方々の努力のお陰で、私みたいな横着者でも様々なバラを観る
ことが出来ている。ありがたいことです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「広島平和記念公園」

2022年06月13日 19時52分24秒 | 薔薇


広島平和記念公園(ヒロシマヘイワキネンコウエン) Friedenspark Hiroshima
フロリバンダ系:丸弁~半八重咲き:1998年ドイツ:ニーボルグ

明るい黄色の花が特徴。この花の詳細については、広島市HPをご覧ください
(横着!)。


------------------

'22春バラ 終わり
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「ゴールドフィンチ」

2022年06月12日 08時01分34秒 | 薔薇


ゴールドフィンチ Goldfinch:ランブラー系 Rambler Hybrid Multiflora:半八重咲き(小輪)
1907年イギリス:George Paul, Jr.:交配親 Helene × Seedling

咲き始めは濃いクリーム色で、徐々に花弁に白さが増して来る。強めの爽やかな香りがあり
トゲも少ないことから人気の高いつる性バラとして認知されている。
香りと色が誘うのか、マルハナバチやアナアブが良く集まっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「ピエール ド ロンサール」

2022年06月04日 10時41分18秒 | 薔薇


ピエール ド ロンサール Pierre de Ronsard:クライミング系:カップ咲き
1985年フランス:メイアン Jacques Mouchotte

オールドローズを思わせるカップ咲きで約10cmの花を沢山付ける、非常に人気が高く
有名な大輪クライミングローズ。樹勢も強く、アーチや壁面など大きく長く仕立てる
方が、この品種の特性を活かせるという。春に多くの花を付け、酷暑でなければ
秋季に戻り咲きする。2006年 世界バラ会連合殿堂入り。

名前の由来は、16世紀フランス・ルネサンス期の詩人、ピエール ドゥ ロンサールから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「デュアメル デュ モンソー」

2022年05月31日 21時35分16秒 | 薔薇


デュアメル・デュ・モンソー Duhamel du monceau:ブルボン系(オールドローズ)

この品種も詳細不明なので、判明次第のフォローとさせてください。

尚、品種名のデュアメル・デュ・モンソーは、18世紀フランスの植物学者です。
ブルボン系は、19世紀ごろのマダガスカル沖合にあるブルボン島で栽培された
西洋・東洋バラの交雑品種を祖とするものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「デ ラ グリフェライエ」

2022年05月30日 20時21分22秒 | 薔薇


デ・ラ・グリフェライエ De a Grifferaie:ハイブリッドマルチフローラ系(クライミング)
ロゼット~ポンポン咲き(中輪)
1845年フランス:ジャン・ピエール・ヴィベール

ハイブリッドマルチフローラ系で強い香りを持つ。ロゼット咲きでボタンアイ(花芯)なので、
いわゆるオールドローズ的な花姿。つる性を持つがトゲが目立つ。
花期は晩春~初夏。

------------------

この品種、調べるのに少々手間取った。広島市植物公園銘鈑では「ディラ グリフィライア」と
なっており、検索に引っかからない。"De la Grifferaie"で入力してみたが、海外のサイトでしか
ヒットしない事から、日本に於いてはマイナーな存在なのかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「ガーデン パーティー」

2022年05月29日 15時00分00秒 | 薔薇


ガーデン パーティー Garden Party:ハイブリッドティー系:剣弁高芯咲き(大輪)
1959年アメリカ:スイム Herbert C. Swim
Charlotte Armstrong × Peace

イエロー~ホワイトクリームの花色を持ちピンクの縁取りが乗る。父シャーロット・アームストロング(明赤)
からは樹勢良く強健な特徴を、母ピース(イエロー・ピンクリップ)からは花の色を引き継ぎ、容姿も良好。
クリーム色ハイブリッドティー系バラの中でも良く香る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'22春バラ 「アンナ オリビエ」

2022年05月28日 22時07分49秒 | 薔薇


アンナ オリビエ Anna Olivier:(オールド)ティー系:半剣弁高芯咲き(中輪)
1872年フランス:ジャン=クロード・ドゥシェ Jean-Claude Ducher

アプリコットオレンジの優しい色味が特徴の四季咲きティー系古典品種。
開花後、徐々にピンクが乗って来る、稍緩めの半剣弁高芯咲き。
背が高くならず軸も細いうえトゲも控えめなので、鉢植えにも向くそうです。


作出者は、先日ご紹介した「リヨンローズ」の作者であるジョセフ・ペルネ
・ドゥシェ(デュッヒャー)の父親です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする