思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

南極へいくことになってます

2008年09月14日 23時08分15秒 | 航空機・艦船・ミリタリー等
地上展示されていた、このヘリコプター。真っ黒ですよねぇw 実は、南極で飛ばなくちゃならないから「黒」なんです。アッチ、真っ白ですからねww

非常に長い間、S-61という、お下がり(失礼w)のヘリコプターを大事に使ってきたのですが、実は、ヘリコプターは寿命が短い航空機なんです。機体に無理が掛かりやすいですからね。でも、だましだまし、使い続けてきました。部品も徐々に入手しづらくなっていきます。

そこで、新型機を文部科学省の予算で買って貰うことになったのです。運用は海上自衛隊が行います。だって、南極観測船「しらせ」自体、海上自衛隊の船籍ですからね。パイロット養成や運用を考慮しても、自衛隊の協力が最適でありましょう。

この新型、自衛隊ではCH-101と呼ばれています。ライセンス国産なんですよ! オイラも、一昨年の岩国航空隊でピカピカの出来立てを見たことが有りましたけど、素晴らしく頑丈そうな機体に感心したものです。(テールローター動力伝達軸の構造は、チョットビックリしましたけどねw)

そのうち、この機体にも「ペンギン」等のマークが施され、新しくなった「しらせ」艦上でお目に掛かることも有るでしょう。
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岩国航空隊といえばコレ

2008年09月14日 22時48分45秒 | 航空機・艦船・ミリタリー等
飛行艇US-1a(水陸両用飛行機ですが)が運用されている部隊は、岩国にあります。そう、ココw 割とデッカイ飛行機でして、全長・全幅共に33m程あります。高さも相当な物でして、全高10m。チョットしたビル並みですな。見晴らしはいいでしょうけど、操縦席の位置が高い上に、お腹は船底みたいになっちゃっていますから、操縦は結構難しそうです。

そして、特技の一つとして短距離・低速度離着陸が可能で、普通はこんなに大きな機体だと、離陸速度は結構速くないと失速しちゃうんです。このUS-1aシリーズは時速100km/hで浮き上がります。これは凄いことなんですよ!

実は、日本は飛行艇の製造技術において世界でもトップクラスでして、第二次世界大戦中に開発した「二式大艇」なんかは、これのご先祖様といえます。PS-1という一つ前の飛行艇なんかも、データをアメリカ軍に渡していますし、色々と素晴らしい航空機なんですな。まぁ、アメリカは対潜哨戒機として使う気は、既に無かった様ですがww

現在、US-1a/US-1a改/US-2は、全て海難救助用途で運用・保有されています。

※波高3mまでの離着水性能は、飛行艇としてはずば抜けていますが、外洋では静かな状態でしか降りられません。また、レーダー装置や掃海能力も皆無ですから、明らかに遭難者の居ることが判明しており、即応性が求められ、尚かつ、気象条件が揃ってないと出動は難しいことを理解して下さい。

何でもかんでも出来る便利な道具は、さすがの自衛隊にもありゃしません。もしあったなら、真っ先に配備されている筈ですからねw
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