思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

第30回みよし市民納涼花火まつり 19/9/14

2019年09月15日 13時31分51秒 | 夜景・夕景
ごめんなさい。三次市民じゃないけど花火を見に行って来ました。

先日の記事で紹介した通り、当初19/8/31に実施予定だった当花火まつり。順延で無事に実施されました。
そのお陰で自分が行った撮影地から満月が見られそうな感じだったのです。実際は微妙に位置が異なって
いる上に、最近は分単位で日没時刻が早くなっている時期なので、花火の時間(1930~2100)には既に
真っ暗という感じ。



月の出直後。時刻は1900頃。会場(2km程度離れてる)からは大音量放送設備のお陰で、花火まつりの
開会宣言やら、関係者(市長?)のお話が聞こえて来ます。そう、1930まではずーっと放送なんです。



なんとか月と同フレームで撮りたかったので、結構苦しい感じとなりました。ま、記録的写真というヤツ。
もっとも花火撮影自体、余程条件が整っていたり、意図的に何かと重ねる等しない限りは、花火師の技と
演目構成を「鑑賞」させて貰ってるに過ぎないので…

 
左:遮蔽に失敗してレフ板の形に明暗が出来ている
右:本来あるべきレフ板による遮蔽式撮影結果

近年自分が行う花火撮影の手法は、オリンパス機に搭載されるライブコンポジットという機能を使い
つつ、古典的手法なレフ板や黒塗りウチワでレンズ前を遮蔽するというもの。
一種のセルフ多重撮影なんですが、光を通す時間とタイミングを自分で決定するので、失敗もチョイ
チョイ発生するんです。多くは露出過多なんでが、良い花火はレンズに光を通したくなりがち。

今回の設定は、ISO_LOW(100~64相当) F11 露出40秒のライブコンポジット。花火の光を通す時間は
ほんの一瞬。つまり、レンズ前を塞いでる時間の方が長くなります。で、花火の上がっていない時に
風景の灯りを通す。

バルブで良いんじゃないの?と思う方も居ると思いますが、以前はそうやってました。っていうか、
そういう撮り方だったから。ライブコンポジットオンリーで撮るなら、これくらい明るい花火だと
1/2秒程度で十分だと思うのですが、それだと風景は暗くなっちゃう。だから40秒のリミッター付き
撮影という感じになりますね。
もちろん40秒にセットすると、リミッター目的がメインで、ライブコンポジットでなくても撮れる
訳なんですがww ま、一種の馴れとか癖とか主義とでも言いますか。

遮蔽に失敗とは何ぞや?というのは、要するにレンズ前にレフ板が来ていなかった時間があったという事。
光がとおり過ぎて、部分的に露出が違って違和感を生じてしまっている訳です。
レフ板をレンズに当てるとブレたりピントが狂う可能性が高いし、かといって、いい加減に遮蔽するとご覧の通り。
しかも、撮影時の姿を端から見たら滑稽そのものだろうなぁ。自分は花火を目で見ながら光を通す・遮蔽するを
決めているので、結構忙しく真剣にやってるんですが。



滑り止めに立構図でも撮っておきました。こちらはライブコンポジットと多重を使い、完全にカメラで
作った写真です。カメラ任せで撮っておいて、後からカメラやPCで「合成処理」するのですな。
今回の立構図は全て、カメラ任せのライブコンポジットです。

設定:ISO_200 F11 1/1.6秒のライブコンポジット+多重処理(背景フレームはF8 40秒単写で別撮り)。

2台もレフ板遮蔽で撮る様な器用さは無いのです…



フィナーレは派手なスターマインとなります。比較的色温度の低いオレンジ色の花火なんですが、
これだけ連発されると遮蔽しきれなくて露出オーバーになりました。これを上手く仕留めようと
思ったら、フィルター付けて露出を絞って撮った上で背景フレームを合成するしかないのかな。



オワタ。

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次回の三次花火まつりの撮影候補地は既に決めておりますが、果たしてクルマが置けるのかどうか。
そこから撮ってみてコレ!というのが撮れたら、次は違う所から撮ってみようかな、と。

カメラ機能が進歩したりPCを含む多重(合成)処理が可能だったりすると、様々な手法が編み出される
訳ですが、取捨選択しながら自分に合ったスタイルを探し当てる事になる訳です。
タイムラプス動画にしてしまうという手もありますが、自分はスチル(静止画)の方が良いなぁ。

等と、エラソーな事を混ぜて書いたことについてお詫びいたしません。

コメント (6)
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