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縮景園 梅の開花状況 25/03/01

2025年03月02日 09時22分22秒 | 花華・植物
本年の広島県南部では、梅の開花が随分と遅れています。要因の一つとして、昨年は晩秋まで
気温が高く推移し、12月の訪れと共に冬らしくなったものの、気温の下がった期間が短くて
花を咲かせるタイミングが後ろにずれたという解説がありました。

さて、25/03/01の状況は以下の通り

  

梅林(調馬場跡)を美術館側から見た状況。花芽は大きくなって来ているのですが、まだまだ
咲いておりません。写真左側の枝垂れ梅「藤牡丹」は日当たりの加減なのか個体差なのか、
毎年少し早めに咲き進みます。それでも5分に届くか届かないか。
しだれ梅を枝垂れっぽく撮るのって難しい。沢山咲いていて空が青ければ、広角レンズで真下
から煽って撮るという定番構図も狙えるのですが…



大好きな紅梅「鹿児島紅」。もう直ぐ咲きそうなのだけどもう少し。入り口横の売店の所にも
同品種があり、そちらは随分と咲き進んでいます。

 
左:緋梅 右:冬至梅

この日に良く咲いていたのは、梅林の一番奥(最初の写真を参照)にある八重寒紅梅と冬至梅。
この場所の八重寒紅梅は例年、かなり早くから咲きます。そして本年は咲いたのちに寒気と雪に
見舞われたため、既にピークを過ぎていました。
その隣の白梅「冬至梅」は8分咲き。更に左隣の「緋梅」は3分咲きといったところ。当日来園
された方々は、これらの梅を見て楽しんでいました。小鳥狙いの方々も数名いらしてましたが、
ヒヨドリが幅を利かせて不満そう。ヒヨドリだって花の蜜や、花に集まる虫を得て生きている。



広島地方気象台が梅の開花発表に用いる標本木品種「月影」。ご覧の通りつぼみです。こちらも
もう直ぐ咲きそう。

 

椿(白侘助)が落花し、池では亀(ミシシッピアカミミガメ。あまり歓迎できない存在だが…)が
甲羅干しをしている。この日の広島市は、最高気温16.6℃を記録したといいます。

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24-25年の中国地方(広島県)における冬シーズン、結果的に久々の冬らしい冬だったと思う。
但し、県北部の雪は一気に降り過ぎたし、南部は地面の凍てつく寒さの日はあったけど、雪は
薄っすらとしか積もらず。特に先日の2月の雪は、以前だと南岸低気圧通過時に寒気が入った
タイミングでボタン雪が降り、南部でも結構積もっていたのですが。だいぶ違う印象。

残念なのが私自身の体調が昨秋辺りから芳しくなく、折角雪が降っても県北部へ遊びに
行こうという気にならなかった事。俗にいう五十肩が継続中で、なおかつ疲れやすい。
年齢的に仕方がない部分もあると思うが、周りを見ていると随分衰えたものだと落胆する
部分もある。これから暖かくなって、ある程度安定してくれれば良いのだが。

そして、花の季節を前にして更に残念なのが、長年愛用して来たマクロレンズの絞り羽根が故障し、
既にメーカー修理受付完了品とあってどうしたものかな、と思案中。mZD40-150F2.8Proは良く写るし
テレマクロ的にも使えるのだけど、小さい花単体を写すのには少々向かない。背景に小枝が入ると
ゴワゴワとした変なボケ方になるので、構図するのに考える事も多い。

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