青森に近づく「あけぼの」の機関士さんはスムーズに発車。テクニックがうまい。早朝の機関士さんはすごく下手だった。背後に寝ているお客さんがいるにも関わらず、乱暴な発車。
津軽線で蟹田に向かう途中の動画を少し。工事中の北海道新幹線が見えました。5月の飯山&只見線の旅でも長野駅から先に延びる、工事中の北陸新幹線を見たばかり。北海道新幹線ができたら、東京駅の発車案内に「はやぶさ○号 ○時○○分 行き先 函館」と出てくるはずなので、いつかお世話になるかも。小幌へのリベンジに北海道新幹線を使うかどうか未定。
函館~新青森間の特急は「白鳥」。北海道新幹線から東京に直通する新幹線に「白鳥」を引き継ぐかな??動画は青森を出て9.7キロの津軽宮田までです。
キジバトちゃまとの付き合いはもう2~3年近くになります。ぷっつりキジバトちゃまが来なくなった時期もありましたが、最近はほぼ毎日。エサを求めに飛んできてくれます。私が北海道にいる間でも来てくれましたか?と聞きましたが、「ほぼ毎日来てはエサをあげたよ」とのこと。(笑)
ハトは平和の象徴と言われているので、毎日来てくれたら嬉しい。
「旅客営業規則第238条
旅客は、旅客運賃・料金について払いもどしの請求をすることができる場合であっても、当該乗車券類が発行の日の翌日から起算して1年を経過したときは、これを請求することができない」となっているので、来年の6月まではいつでも自由に払い戻せるはずなんですが、きれいにさっぱり清算したいので、発行箇所の東京駅へ。
手元に残せるのは難しいと思うので、返納する前に記念撮影。
小幌駅へは目的を果たせたわけではなく、幻のまま返してしまいます・・・。
小幌行きの切符を発券した、東京駅MR962と全く同じマルス端末で「無手数料¥0」で払い戻し。
誤って発券した係員と全く同じ人だったら、「千歳線回りで小幌とリクエストしたのに、間違えたな~」と文句でも言おうと思いましたが、その日は違う係員が対応。
「あの~、この乗車券を記念に手元に残したいんですけどー」とダメ元で聞きましたが、「申し訳ないですけど、回収です」。たぶん、確かに払い戻しを受け付けましたと審査に回すだろうと思います。
小幌に関する書籍で最も詳しく書かれているのは「北の無人駅から」という本です。
今の小幌駅から想像できないほどの昔、駅長をはじめ、7人の駅員が駐在。
今みたいに道央自動車道のなかった時代、室蘭本線は1日120本もの貨物列車が往来。今の室蘭本線は複線だが、昔は1本の単線。単線を1日120本の列車をさばくのは至難の技。小幌駅に24時間体制で駅員を配置し、タブレット交換をしていたようです。当時は小幌駅周辺に10軒程度の漁師さんの家もあったそうです。今は完璧に何もない、日本一の秘境駅と化し、秘境が大好きな方が訪ねる程度に。
8月 1日(木) ○ 就航
8月 2日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月 3日(土) ○ 就航
8月 4日(日) 日曜運休
―――(ここから予想)―――
8月 5日(月) ○ 就航
8月 6日(火) ○ 就航
8月 7日(水) ○ 就航
8月 8日(木) ○ 就航
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため) 旅客のみ。ゆうパック、宅急便、貨物なし
夢にまで見る、青ヶ島に似たような日本一の秘境駅、小幌。
今回のメイン旅行はコボロのはず、わずか2秒の対面。その悔しさなのか、夢の中で小幌を探検する自分が出てきます。
「頑なに人を拒み続ける異空間」と書かれていますが、青ヶ島は牛祭りまでのお天気は非常によく、人も物流もスムーズかと思われます。
「頑なに人を拒み続ける」割合が高くなるのは、毎年12月から3月にかけての冬季かな。
小幌行きの乗車券は「経路相違につき」となっていますが、これは後で詳しく書きます。
友人のリクエストにより、三厩まで行って、同じ汽車で蟹田まで行けば、竜飛海底駅ツアーに乗れる白鳥19号に接続できると。
なるほど、私より細かく調べてくれましたね。さすがに丹念に調べてくれたおかげで私まで楽しませてくれました(笑)
当初、小幌行きの乗車券から分離する「中小国 → 三厩」の往復と思いましたが、帰りは中小国→蟹田が重複するので、「蟹田 → 三厩」の往復が正しい。マルスの経由欄にはシビアなほうなのに、小幌行きの切符は見落とすなんてそんなのあり!?千歳線回りをリクエストしたのに、手書きで千歳を省略し、東室蘭から長万部方面に向かって静狩、その隣は小幌と勘違い。友人もその経路を見て間違いに気づくはずなのに、頭の中で思い浮かべた経由は私と同じだったのか全然気づかず・・・。
陸奥(むつ)湾の海。
最果ての海は、なぜか山口県日本海側の雰囲気に似ています。
JR東日本とJR北海道の境界駅は中小国と、津軽今別(津軽二股)だが、ここで乗務員の交代が行われています。
大阪のトワイライトエクスプレスは蟹田までJR西日本の車掌さんが乗務。深夜、蟹田で降ろされ、JR北海道に引き継ぎ。急行はなます号、北斗星号も、時刻表上では通過扱いでも、停車し、乗務員交代。サンライズ出雲・瀬戸の車掌さんは全区間JR西日本担当。東京を出ると、JR西日本の制服を着た車掌さんが検札。JR西日本が北海道に行くことはなく、深夜到着する蟹田で降ろされるなんて酷すぎる~。翌日の札幌発大阪行きに備え、仮眠するらしいだが、蟹田周辺は何もない田舎。青森で交替したほうがよさそうな・・・。
蟹田駅ホーム。左は電化された津軽線。右は非電化区間の三厩行。
本州最北端の津軽線はキハ40、本州最西端の山陰本線も同じ車両のキハ40。何だか縁を感じます。
北海道のキハ40は窓が二重、ちょっと本州とは仕様が異なるみたいです。
青森から蟹田までの701系。青森10時37分発だけど、1本前は10時30分発のJR北海道車両のスーパー白鳥11号。
特急は10時54分に着き、自由席特急料金500円。各駅停車は11時17分着。差はわずか25分くらい。
長岡から青森まで牽引した、EF81 136号機。三菱電機製、昭和52年製造。機関車を製造するメーカーは日立製作所、三菱電機、富士電機、川崎重工。
私が子供のころ、通学によく乗っていた山陰本線もDD51がけん引するオハ50客車。DD51ナンバープレートの下に製造メーカーの銘版があるので、「今日は日立」「帰りは川崎」だとか密かにチェック。子どものころの習慣がなかなか抜けられず、担当してくれた機関車はどのメーカー?とチェックしてしまいます(笑)
駅弁の種類が多く、目移りしてしまいそうです。
とりあえず、これはランチ用。友人に苦手な食材はないかと確認してみたところ、全然ないとのこと。
あけぼの号が秋田駅に停車中、朝食に秋田駅弁を買おうと思っていたのに、その頃の私は熟睡中。
朝食用のパンを購入。
友人は郵便局巡りが趣味で、ゆうちょ銀行の旅行貯金もやっているとのこと。
通帳に局番と、バリエーション豊富な局名小印も押されるので、 全国津々浦々の郵便局でスタンプラリーができてしまいます。
私は青ヶ島郵便局の局番は01790、小笠原01794・・・など自分の好きな場所を記憶。(笑)
ここは青森駅前郵便局。
歩いて行けるところに、2局目の青森古川一郵便局。蟹田行10時37分発に間に合わなさそうなのに、欲張って、3局目の青森県庁内郵便局へ。
おいおい、地図を見たら青森駅から県庁までおよそ1キロ。わずか40分の間に3局も片付けられるはずが・・・。
その頃の私は蟹田行き クハ700-13車内でのんびり朝食。
ナンバーは700と出ていますが、700系は東海道山陽新幹線、在来線は701系と区別。
209系をベースに作られたため、
車内の雰囲気も旧京浜東北線っぽい。
ローカル線だというのに、首都圏と同じくロングシートとは・・・。(笑)
10時35分・・・友人はなかなか現れてきません。
まさか?乗り遅れるのでは?旅のプロなので、万が一乗り遅れても、代替案を出し、途中で修正できるはず。しかし、ちょっと心配。
10時37分発車ギリギリの滑り込みセーフ!!「無事でよかったな、心配していたんだぞ~!」「郵便局3局まわって、もう時間がないと焦って猛ダッシュしてきた」。
蟹田に向かう途中の海です。
このような風景は故郷の山口県日本海側に似ていて、懐かしく思い出してしまいます。
最初に吹っかけられた、浄化槽のブロワー代金¥60585円。
ネットで相場を確認すると、この額は高すぎるとわかり、業者に平均相場を伝え、6万なら、他のところで購入すると連絡。
すると・・・
安くなっているのに知らなかった。ブロワ仕入業者等を変更させていただくと、高いのは仕入れ業者のせいだと責任を転嫁しているように見える。
今度は取り付け費用+2年保証+旧ブロワ処分代で42000円でどうですかと返事がありました。
実はネットで見積もり合わせしたところ、この価格より1万円安くて、3年保証付のお店あり。その店で「ブロワーに関しては全くの素人なんですが、自分で簡単に交換できるですか?」と確認したところ、交換方法を動画で説明するサイトを紹介してくれました。ホースだけ交換するだけで非常に簡単なのに、取り付け費用って何だよ?処分代は、燃やさないゴミの日に出せば無料のはずと突っ込みたくなります。
「安くなっているのは知らなかったとのことですが、業界として機材の価格推移や動向を常に把握しているはずです。最初から42000円と提示していただければ、御社にお願いするつもりでした。言われるがまま6万円でもよいというお客さんもいれば、価格を提示され、市場では1台あたりどのくらいで販売されているか相場を調査し、平均値に近ければお願いする人もいることを念頭に入れてください。せっかくですが、今回は他店で購入することになりました」と、お断りしました。
相手は浄化槽に詳しい業者、私は全くの素人。業者より私のほうが価格を把握しているのはおかしい。
往年のブルートレインを知る者にとっては懐かしい。山口県の田舎に住んでいたころ、上京するのに決まってブルートレイン。
当時は「あさかぜ」(始発は博多・下関)「みずほ」(始発熊本)「富士」(始発大分)「はやぶさ」(始発西鹿児島)「さくら」(始発長崎)、全列車下関駅停車。
当時の新幹線0系「ひかり」号は、小倉から東京までおよそ6時間。
朝9時発に乗っても、東京に着くのは15時頃。まるまる1日つぶすので、寝ている間に東京に着き、朝から行動できるブルートレインは重宝していました。
「あさかぜ1号」や「あさかぜ2号」とか、夕方になれば下関駅に停車するブルートレインたくさんあったのに、今はもう全滅。1本もありません。
広島あたりに就寝し、翌朝目覚めると、静岡県内を走行中。新幹線だと富士山があっという間に見えなくなるのに、ブルートレインは富士山が見えなくなるまで何時間もかけて走行。子どものころの思い出です。
両親もブルートレインでも苦にしなかったのに、数年前サンライズ出雲号で帰省したとき、「寝台特急はかなり揺れるから安眠できなかった、勘弁して欲しい」と父が。
私だったら、ブルートレインは「ゆりかご」のようなもの、いったん寝てしまえば熟睡するほうです。しかし、荒っぽい運転士は発車するたびにガクッと振動が来るので、その都度目覚めてしまいます。そっとゆっくりハンドルを引き、ガクッと振動が出ないようなテクニックが欲しい。
國鐵車両にはかならずついていた、「センヌキ」。
JR車両は付いていません。
山陰本線で活躍していた、昭和30年代に造られたキハ20も「センヌキ」付き。
昭和30~40年代は、今みたいに缶があまりなく、瓶が主役だったかな。
これでも「特急」の仲間入り。スーパー北斗は、電気ではなくディーゼルだというのに、130km/hの超高速運転。
FE81は80~100km/hかな。
あけぼのを車両基地まで回送するDE10機関車。
JR東日本の制服を着ていたので、機関士でもJR東日本の社員。
機関車の運転士はほとんどJR貨物だというのに、自社で済ませるものは自社で。右はJR北海道のスーパー白鳥。運転士さんや車掌さんはJR東日本の見慣れた制服なので、蟹田で引継ぎをしているようです。
青森駅舎がすっかり新しく変わってしまいました。
奥に見える橋は「青森ベイブリッジ」です。
ここは下水道が来ていない、田舎。事前に下水道は来ているか調査すればよかったのに、残念。生活排水をきれいにして流す浄化槽を利用していますが、下水道料金に比べると少し高め。
ブロワーが故障しているらしく、機器が止まったまま。モデル名を確認すると、送風量80リットル/分のやつです。業者からは交換するのに6万円と吹っかけられました。対応した親が「はい」と言わずに「確認してみますので、あとでお返事します」と。
インターネットで相場を確認すると、同じ製品は廃盤だが、後続モデルは平均3万5千から4万円の間。交換は簡単、自分でもできるとのこと。いつも点検でお世話になっている業者が良心ではなかったとはちょっとショックですが、「インターネットで相場を確認したところ、貴社の提示した金額は高すぎる。どうしても6万で売るなら、自分で手配しますから」と返事してしまいました。
ブロワーという、普段の生活ではあまり馴染みがなく、1台あたりいくらなのか知らない家庭も多いかと思います。無知に付けこみ、2倍近くの値段で吹っかけられるケースもあるので、要注意。
数年前も、悪徳プロバンガス業者がやってきて、今使っているプロバンガスより安くなること、切り替えに一切ご迷惑をおかけしませんと誓約書付きで。いろいろ書類審査し、ハンコを押して契約。悪徳業者が今契約しているガス会社に連絡がいったらしく、慌てて「湯沸かし器や配管してあるものは弊社が貴宅に貸出をしているものです。他社に切り替えるとしたら、湯沸かし器や配管の費用を買い取っていただくことになります。クリーニングオフ制度がありますので、契約を取り消してください」とのこと。悪徳業者に「自宅に設置してある湯沸かし器や配管は向こうの会社の所有であり、プロバンガスのみの付け替えはお断りします。よって、契約はなかったことにしてください」と連絡したら、押し掛けてきました。なかなか帰ってくれずに1時間以上の押し問答。裁判に訴えますからと吹っかけられ、「どうぞお好きなように」と追い出し。そのようなこともありました。
下水道や都市ガスエリアに住んでいたころは、そのような悪徳業者は1度も来なかった。
田舎の浄化槽や、プロバンガスはちょっと注意を要す。詐欺を働く業者もいるのを頭に入れ、よく調べたほうがよさそうです。
高崎駅22:48発車。15番の上段には誰もいなかったので、私がそこで就寝。ゴロンとシートは寝台のみ提供。もちろん枕や毛布はありません。冷房は止めているのに、なぜか寒くって寝ながら毛布はないかと手探り。毛布がないのに気づき、長袖を羽織り。
只見線の小出駅通過、今度は長岡駅でEF64からEF81へ機関車付け替え。腕時計を見たところ、深夜1時過ぎ。
機関車の運転士は全区間ではなく、リレーのように途中の駅で引継ぎ。
背後に就寝客がいることを気遣い、発車するときはゆっくりハンドルを引く運転士もいれば、荒っぽい運転士もいる。あけぼのの車両は先頭の機関車のみが原動力。サンライズ出雲&瀬戸の285系は電車形式。クハネの運転士がハンドルを引くと、中間に組み込まれたモハネ(モはモータ―付き)が一斉に駆動するので、機関車みたいにガクッと大きな振動はしない。
夜が明けたあとの運転士はかなり荒っぽい。あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田・・・・短時間でこまめに停車。ベッドがガクッとするたびに目が覚めてしまいます。「機関車の運転士め、もう少し、ハンドルをそっと引き、振動が出ないように発車したまえっ!!」
運転停車中(ドア扱いなし)の森岳駅で秋田行のすれ違い。
友人はあまちゃんファンなので、携帯ワンセグでちゃっかり視聴。
その頃の私は早朝に続いた振動で目が覚めてしまったので、熟睡中(笑)
大鰐温泉。温泉の付く駅名を見ると、温泉に入りたくて途中下車してしまいそう・・・(笑)
青森までまだまだ遠い。続きは後日アップします。
7月 1日(月) ○ 就航 ヘリ定期便 ○
7月 2日(火) ○ 就航 ヘリ定期便 ○
7月 3日(水) ○ 就航 ヘリ定期便 ○
7月 4日(木) × 欠航 ヘリ定期便 濃霧 ×
7月 5日(金) ○ 就航【条件付】 貨物船入港 ヘリ定期便濃霧 ×
7月 6日(土) × 欠航 ヘリ定期便 ○
7月 7日(日) 日曜運休
7月 8日(月) ○ 就航
7月 9日(火) ○ 就航
7月10日(水) ○ 就航
7月11日(木) × 欠航 台風7号のうねりが出たため
7月12日(金) × 欠航 ヘリ定期便 濃霧× 夕方臨時○
7月13日(土) × 欠航
7月14日(日) × 欠航 ヘリ定期便 濃霧× 夕方臨時○
7月15日(月) × 欠航 ヘリ定期便 濃霧× 夕方臨時○
7月16日(火) ○ 就航 貨物船入港 ヘリ○
7月17日(水) ○ 就航
7月18日(木) ○ 就航 貨物背入港
7月19日(金) ○ 就航
7月20日(土) ○ 就航
7月21日(日) 日曜運休
7月22日(月) ○ 就航
7月23日(火) × 欠航
7月24日(水) ○ 就航
7月25日(木) ○ 就航
7月26日(金) ○ 就航 貨物船入港
7月27日(土) ○ 就航
7月28日(日) 日曜運休
7月29日(月) ○ 就航
7月30日(火) × 欠航
7月31日(水) × 欠航
就航しなければならない日28日 就航した日18日 就航率64.2%
7月31日の青ヶ島。穏やかになるので、就航に賭けましたが、30日の強風が少し残っていたのか、桟橋では波が出ていました。残念ながら欠航。
7月の統計は就航率6割でした。あとの4割は欠航~!!
最もひどかったのは、2月の24%。