エンジンが故障し、欠航~!!
8月13日も八丈島から青ヶ島に向かう途中エンジンが故障。応急処置をしながら無事に就航。14日も就航。15日も就航。
今の還住丸は、1992(平成4)年製造。八丈島~青ヶ島の険しい黒潮を往復しつつ、日本一欠航率が高い路線。海上状態が悪くなると、しばらく欠航続き、当分の間は就航、再び欠航~という周期で20年以上。8月に入ってから、還住丸は欠航もなく、毎日働きずくめですっ!!特に8月11日は運休日のはず、エンジンを休ませてあげたいところだが、牛祭りのため休日返上で就航っ!!人間も土日休みなく、ぶっ通しで働くとぶっ倒れると同じく、ついに還住丸もやられてしまいました。
きっと、還住丸のエンジンも就航と欠航の周期が身につけているので、ぶっ通しで毎日就航となるとぶっ壊れてしまったかもしれません。機械とはいえ、まるで生き物のようなので少しは労わってあげないと・・・。
119トンの小さな船だというのに、20年以上よく頑張ってくれました。まもなく世代交代です。
今年の冬から、ははじま丸と同じくらいの400トン級の船が月・水・金・土、週4回就航。金曜日は週1の貨物を兼ねての就航になるそうです。(現時点では、まだ協議中のようで、決定は当分先になりそうです。広報あおがしまの愛読者ですからね~(笑))
ちょっと波が出たくらいで欠航にならないので、週4回の就航に合わせ、旅行のプランを立てやすくなるかと思います。
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため)
8月12日(月) ○ 就航
8月13日(火) ○ 就航
8月14日(水) ○ 就航
8月15日(木) × 欠航 エンジン故障 還住丸に乗る予定だった9名は夕方のヘリ代替便
―――(ここから予想)―――
8月16日(金) ○ 就航 八丈島でエンジン修理完了?? 貨物船も入港
8月17日(土) ○ 就航
8月18日(日) 日曜運休
8月19日(月) ○ 就航
8月20日(火) ○ 就航 台風12号発生 日本列島は高気圧に覆われ、進路は台湾方面になりそう。
8月21日(水) △ 欠航になりそう?12号のうねりが遠くからでも届くかも
8月22日(木) --- 現時点では予測不能
立秋を過ぎて間もなく・・・夜でも気温が下がらず、超熱帯夜。室内の温度計が32度や33度。エアコンなしでは暑苦しくって眠れなかったというのに、今日(8月14日)は気温が26度まで下がり、爽やかなよそ風が入るようになりました。今日は快眠できそうです(*^^)v
北海道を旅したのは7月25日なので、間もなく1ケ月。それまでアップした記事を見直してみると、蟹田から北海道会社線になったとはいえ、竜飛海底駅はまだ本州内。只見線の話は5月に旅して、書き終えたのは7月下旬。北海道はかなり長かったので、当分の間はまだまだ続きそう・・・(笑)
今までのおさらい。
中小国から先はレールが津軽線と海峡線に分かれ、津軽二股と津軽今別で再び一緒。路線図では離れているように見えますが、実は向かい合っています。
しかし、津軽二股から目の前にある津軽今別までの乗車券を買うと、中小国経由になるので、600円っ!!三厩から竜飛海底まで1230円。
津軽今別駅はほとんど特急が通過するので、いったい1日どれくらい停車するか調べてみたら、函館方面は9時5分発の「白鳥93号」と、15時36分発の「白鳥23号」。青森方面は11時59分発の「白鳥28号」、18時56分発の「白鳥96号」のみ。
1日2本しか停まらない、秘境駅か!?津軽今別駅は本州最北端のJR北海道だというのに、自社所有の「スーパー白鳥」はすべて通過。485系で運転するJR東日本の「白鳥」は停車。なんと、おかしな話。
青函トンネルを出て最初に停車する「知内(しりうち)」は道内の駅なので、自社のスーパー白鳥は停車。函館方面の9時38分発はJR東日本「白鳥93号」、2本目は20時02分発の「スーパー白鳥31号」、青森方面は8時47分発「スーパー白鳥22号」、16時32分発の「スーパー白鳥40号」。津軽今別と同じく1日2本なので、新幹線を開業させると、知内は廃駅にして、津軽今別は新幹線の「奥津軽」に昇格するかも知れません。
国鉄時代の路線図。今から36年前の1977(昭和52)年。
本州から北海道に行く乗車券の経由欄に「江差線」と印字されます。
鉄道ファンでないかぎり、北斗星やカシオペアは江差線を通ることすら知らない方も多いかと思います。
今の江差線は、木古内駅で運行体系が真っ二つに分かれてしまいますが、昔は函館から江差までレールが結ばれていました。
しかも、今はなき松前線もありました。
青函トンネル開通すると、既存する松前線の渡島福島(おしまふくしま)駅(廃止)と連結してそのまま江差線につながる計画があったようです。木古内から函館の江差線は青函トンネルを通過する列車を乗り入れるため複々線にして、電化工事。木古内~江差間は非電化のままで単線。木古内~渡島福島も戸籍上は松前線だというのに、何だか中途半端。
旧松前線と並行するように複々線に電化規格のレールを敷設。
青函トンネルを開業した1988(昭和63)年3月、松前線は廃線に追いやられてしまいました。
まもなく、江差線も同じような運命になってしまいます。
北海道新幹線を開通させると、函館~木古内間の江差線は第三セクターに転換。残る非電化の江差線も第三セクターが買い取るようなことはせず、もし、存続させるとしたら、JR北海道の飛び地営業になってしまいます。非電化部分は来年の雪解けを待って、5月廃線が決まりました。
帰宅すると、届いていましたっ!!第37回牛祭りが開かれた翌日の消印です。
今の郵便局はほとんどインク浸透型に変わっているのに、青ヶ島は昔ながらのスタンプ台を使用する金属印、貫禄あり!!青ヶ島郵便局併設の「新東京郵便局青ヶ島郵便集配所」の消印も「新東京」の文字入り、なぜか金属です。
平成24年10月1日から日本郵便と郵便局一緒になったはずですが、郵便物を仕分けしたり配達する部署は「新東京」のまま引き継がれています。
牛祭り当日(8月10日)新発売だというのに、一刻も早く入手!!
青ヶ島のTシャツいっぱいあるので、暑い夏の間は街に出かけるのも、山手線に乗るのも「青ヶ島」の文字入りシャツ。
毎年毎年、島っ子の力作をTシャツのデザインにしたり、プログラムの挿絵に使われているようです。
前面のデザインは断崖絶壁の青ヶ島をかたどり、それらしく表現したAOGASHIMAの文字に牛さん。
背面は、すごくにぎやか。「もうもう牛さんごくろうさん」は毎日午後5時の時報メロディーとして流れています。
「♪ もうもう牛さん ご苦労さん 重いお荷物 背に乗せて あの坂 この坂 やっとこどっこい 黙って働く 牛さんに なんとお礼を申しましょ♪」
島の形に、島へのアクセス手段としてヘリコプターと還住丸。
ひんぎゃのお塩までいただきました。
書かれている歌詞は、毎日正午の時報メロディー、「池の沢」。
「♪ 東海 孤島の 青ヶ島 緑も深き 池ノ沢 赤い椿の うるわしさ
芭蕉の葉陰で 月を見る 青ヶ島 青ヶ島 われらの 青ヶ島 ♪」
島の人たちは、毎日正午と夕方5時にうんざりほど聞いているかも・・・。
第37回牛祭りのプログラム。
表紙の挿絵は・・・なんと!島の形を模った牛のステーキ!!お肉から出てくる湯気を文字にして、トッピングのミニトマトやトウモロコシなど。
しかし~、青ヶ島人は牛を飼っているので、容易くステーキにすることはできないんです。 ん?今年の出し物は、村役場が「牛焼き」提供。毎年8月10日は島外者が多数押し掛けてくるので、青ヶ島産のお肉をどうぞ!っていう感じかな。
青ヶ島における屠場は1軒もありません。(屠場=とじょう・・・命をいただくための工場)もしかすると、青ヶ島から出荷し、東京でお肉にして再び戻ってきたかも。
青ヶ島に新しい宿の「御宿 為朝(ためとも)」も出店。青ヶ島の民宿が増えているってことは、仕事でやってくる人が多くいらっしゃるかな。実際、私も遊びで行って、同じ宿泊者に何しに来たの?と聞いても「私は都から出張で来ています」とか、「選挙のお手伝いで一時島に来ています」とか。
これは!?超レアな、青ヶ島手ぬぐいだ!!
手ぬぐいといえば・・・私が青ヶ島や小幌などの秘境に惹かれたかように、全国のいろんなデザインの手ぬぐいを熱狂的に収集し、使いこなせる友人もいる。
職人さんによる本染め手ぬぐいです。使い込むほどに良い味が出ますとのこと。
青ヶ島に関するものなら家宝にしていますが、これは手ぬぐいを集めている人の家宝にしたほうがよさそう。
日本一辺鄙な青ヶ島だというのに、最近はいろんなグッズが出ているのに超驚き!!
本当にありがとうございますっ!!
8月に入って、還住丸は大忙し!!連続就航、100%です!!
8月 7日(水) ○ 就航
8月 8日(木) ○ 就航
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため)
8月12日(月) ○ 就航
8月13日(火) ○ 就航
―――(ここから予想)―――
8月14日(水) ○ 就航
8月15日(木) ○ 就航 台風11号は中国大陸へ直接影響は出ない
8月16日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月17日(土) ○ 就航
8月18日(日) 日曜運休
8月19日(月) ○ 就航
8月20日(火) ○ 就航 台風12号発生 日本列島は高気圧に覆われ、進路は台湾方面になりそう。
8月21日(水) △ 欠航になりそう?12号のうねりが届くかも
8月下旬まで、日本列島はほとんど高気圧に覆われるので、猛暑が続きそうです。台風が発生したとしても、日本への上陸はないと考えられます。(天気図や天気に関するニュースを見聞して、私なりに予想してみましたので、その通りになるとは限りません。外れる場合もあります)
海底からのケーブルカーでやっと地上の記念館へ解放~!!「これから自由行動になります。15時55分までに、ここへ集合してください」と案内人からメモを渡され、時間を見ると15時15分。わずか40分しかありません・・・。
記念館内のレストランで休憩する人もいれば、記念館周辺を散策する人も。
友人は「40分の間に郵便局は無理かな??階段国道にも行ってみたい」と言っていましたが、地上周辺の地理に疎くて、どこに郵便局や階段国道があるか見当つかず。無理に行かないほうがいいと判断。
実は、このあたりだとお昼に行った、三厩駅からわずか14キロしか離れていません。三厩から竜飛海底は直接つながっていないので、わざわざ蟹田を経由しなければならない。三厩から竜飛海底の乗車券(経由:津軽・海峡)を購入すると・・・三厩から中小国【JR東・地方交通線】24.4キロ+中小国から竜飛海底【JR北・地方交通線】35.8キロ、合計60.2キロ。1110円+JR北海道分の加算額120円=1230円になります。
しかし、竜飛海底駅に降りられるのは、竜飛海底駅見学整理券を所持している人だけなので、みどりの窓口で竜飛海底までの片道乗車券を求めようとしても、竜飛海底から木古内までの乗車券と、見学整理券と一緒でなければ売ってくれません。
これでも国道336号線。地図を見ると、こんな最果ての地でも、ホテルや旅館や民家も・・・。
しかし、日本海側なので、冬季の間は、強風の世界。山口県の故郷も日本海側の小さな漁村。北からの冷たい風が吹き付け、海も白波が際たち、荒々しくなります。もしかすると、北海道より厳しい寒さかも。年末年始に故郷に帰っても、氷点下の世界、寒さに堪えてしまいます。温暖な山口県のはず、日本海側だけは表情が異なります。
竜飛海底駅の地上。本当に何もない田舎です。
本州最果てだから、まるで伊豆諸島最南端・青ヶ島の風景かな??
家が建っているのが見えます。
こんな場所で暮らしているなんて、すごいな~と思っていましたが、青ヶ島と同じく、ヘリポート付近の岡部・中原地区のみ住宅地。
あとは自然の宝庫。
記念館全景。
もうすぐ8月だというのに、アジサイ。
このあたりの気候は東京より2ケ月遅れかな。
最果ての地は寂しすぎる風景でした。
冬の間はさぞかし、大変だろうな。竜飛海底駅の営業は、平成25年11月20日までになりました。それ以降は北海道新幹線開業工事に備え、廃駅になってしまいます。
北海道新幹線開通後は新青森駅がJR東日本とJR北海道の境界駅になってしまいます。本州内で唯一のJR北海道の駅、津軽今別駅は、奥津軽駅として開業かな・・・??
気になるのは、北海道新幹線開業後、旅客は新幹線のみにするらしいなので、在来線として青函トンネルを通過していた上野発の寝台特急・「北斗星」や「カシオペア」、大阪発の「トワイライトエクスプレス」、青森-札幌間の「急行はまなす」の存続。
北斗星を存続させるとしたら、【区】東京都区内から【札】札幌市内行きの経由欄は「東北・盛岡・目時・青森・海峡・(江差線は第三セクターに変わるので)木古内・函館線・室蘭線・千歳線」になるかも知れません。JRの北斗星がいわて銀河鉄道と青い森鉄道、北海道の旧江差線が第三セクターに変わり、3社を跨る形に・・・。
竜飛海底駅は特殊な駅なので、身勝手な行動はできず、案内人に従うしかありません。ここは日本。日本人は素直なのか、指示に従います。
韓国と北朝鮮の板門店(パンムンジョム)ツアーも同じく特殊な場所。バスの中はほとんど日本人ばかり。案内人は日本語を流暢にしゃべれる韓国人。ツアー申込時に私は聞こえないと伝えると音声でガイドしたあと、メモ用紙にガイドした内容の概要を書いてくれました。「バスの中で韓国兵による検問があります。パスポートを提示してください」とか、「韓国最北限の住居エリアです。このあたりの住民は納税義務がありません。その代り、夜間の外出は禁じられています」「このあたりは朝鮮戦争中に仕掛けられた地雷がいまだに撤去されておりません」とか・・・。
竜飛海底ツアーは筆談なし。事前に申告してあるのにちょっと不満。韓国のほうが、ろう者に対する理解があるかも知れません。
26度となっていますが、実際の体感は20~22度くらい。
結構涼しいのに、湿度がかなり高い。
海面下135メートルの公衆電話。ドコモの携帯を見ると「圏外」でした。
ドコモさんがJR全線全駅のホームなら繋がりますと宣言しているとおり、只見線秘境駅の「(臨)田子倉駅(現在、廃駅)」も「ホームの端にドコモのアンテナが設置されています」と看板付き。日本で2番目の小和田駅もドコモ通じたし、キング・オブの小幌駅は・・・とサービスエリアを確認したところ、ちゃんと電波は入っています。竜飛海底は例外だったかも。海底135メートルから全国へお電話どうぞと書かれていましたが、使う人はいませんでした。
地上に出るのに、このような分厚いドアで開閉。きちんと閉まっていないとブザーが鳴る仕組み。
坑内に電車が通過するたびにとんでもない風圧になるので、坑内にそのような設備がついています。
案内人の説明が長いんだよな~!!ちょっと退屈。
工事中に使われた、機材。工事は、青森側、北海道側も同時に掘削工事開始、トンネルの真ん中あたりで貫通。測量技術による設計数値の誤差はわずか距離で2センチ、高低差はわずか6センチ。
このケーブルカーでやっと地上へ。
早く地上に出ていれば、国道階段や本州最果ての龍飛岬郵便局で風景印も可能でした。自由時間が4時間もあるので、退屈にならないように一生懸命に説明したい気持ちは理解できますが、龍飛岬の集落や郵便局とかも行きたいのに~(笑)
立秋を過ぎたとたん、日本列島は最高気温40度に達するほど酷暑。夜になっても気温は下がらず、30度。例年なら、夜の間は窓を開けっ放しにすると、外からひんやりとした爽やかな風が吹いてくるはずなのに、今日は風が全然出てこなくて湿っぽい空気。夜の間はエアコンを使うことは滅多にないのに、最小限モードでON。
職場でも、最小限モードなので、吹き出てくる汗でシャツが濡れてしまうことも・・・。
1993(平成5)年、2003(平成15)年の夏は冷夏なので、今年2013年は10年ごとの冷夏になるのではと予想していましたが、見事に外れ、今年は酷暑です!!
今から10年前の2003年も異常気候。例年なら暑いはずのお盆だというのに、最高気温は20度くらい、10月上旬と同じだとニュースで報じられたことも・・・。
この暑さだと、海の底まで透き通って見える、きれいな海(小笠原の兄島瀬戸、青ヶ島・三宝港、新島、式根島、神津島・・・)で立ち泳ぎでぷかぷか浮かんでいたい・・・
スーパー白鳥19号が竜飛海底駅に停車しても、安全確保のため、すべてのドアは開きません。2号車と3号車の間にあるドアのみ、車掌さんが非常ロックを使い、開閉。
警備員らしき人が降りた人をカウンターで確認。降りた人はもちろん全員、次のスーパー白鳥25号で強制的に帰ることになるので、駅で取り残されないようにしっかり確認しているようです。
JR北海道のコーポレートカラー(萌黄色)のジャケットを羽織った方は、案内人。
たぶん、現役時代はJR北海道函館運輸所の乗務員、定年後はボランディアとして来ているかも知れません。
友人と手話で話していたこともあり、「あなた方は聞こえない方?」と、案内人からパンフレットをもらいました。 参列者全員に配布しているわけではなく、音声で説明する内容はほとんどパンフレットに載っているものと同じだと私たちにくれたかも知れません。
案内人は音声日本語のみの、モノリンガルなので、外国人の方が見学に来られたら、外国語版のパンフレットを配布しているかも。ろう者はある意味で外国人!? 青函トンネルの開業は昭和63(1988)年3月13日。JR発足は昭和62年4月1日なので、青函連絡船は国鉄からJR北海道になっても、1年近く継続。
本州と九州を結ぶ、関門トンネルは昭和11(1936)年に着工、戦時中の昭和17(1942)年開通。関門トンネル工事中、本州と北海道を結ぶべきだと青函トンネルを開通させる構想が出たのはその頃。(昭和14年頃)
下関~門司のトンネル部分3.6キロに比べると、竜飛海底(本州)~吉岡海底(北海道)のトンネル部分は23キロ。関門トンネルより7倍以上の難工事。話がうやむやになろうとしたところ、1954(昭和29)年9月26日、国鉄青函連絡船「洞爺丸」が台風15号接近中でも関わらず、当時の船長がこの船が青森港に到着後、15号は最も接近する頃だと見通しを誤り、就航を決断。今の時代だったら、そのような状況だと安全確保のため、欠航するに決まっていますが、渡る手段が船しかなかった昭和時代は容易く欠航にされては困るという風潮もあったらしい。 (昭和時代の村営連絡船「あおがしま丸」も三宝港が無茶な状態でも無理やり就航)
千人以上も乗せた洞爺丸が青森に向かう津軽海峡で転覆する事故が発生。戦前に出ていた本州と北海道を結ぶトンネル構想は早期実現が必要だと、ようやく重たい腰を上げ、1964(昭和39)年5月、北海道側吉岡調査斜坑の着工にこぎつけ。 20年以上もわたり、海底工事中に水が浸水するなどの難工事と挫折を繰り返し、1985(昭和60)年3月には本坑全開通。その後、試運転を繰り返し、3年後の昭和63年3月13日、ついにJR北海道・海峡線として営業開始。
パンフレットを見ながら文章を作ったので、たぶん、案内人も同じようなことを言っていたかも知れません。
江差線の文字が見えますが、来年(2014年)5月になれば消滅。
工期20年以上。
本州と北海道は昭和39年に着工したトンネル。本州と四国は、昭和53年に着工したJR線と高速道路併用型の瀬戸大橋。日本の国際的技術水準は世界レベルだと垣間見できる空間。
昭和39年から始まった工事が昭和60年に本坑全開通できたときの喜びは計り知れないかも・・・。
今年の夏はいつもと違うように感じます。いつもなら夜になると窓を開けっ放しにすると、爽やかなよそ風が入ってくるので、エアコンを使わなくても平気でした。ところが今年の夏は異常。
昼間の2階。なんと36度です!!
自分の部屋。エアコンは外気の差マイナス2度くらいの最小限モード。
出てくる風は生温いけど、36度に比べるとまだマシなほう。
親はエアコン大っ嫌い。エアコンが入っている1階リビングでもご覧のとおり、31.2度。
キンキン冷えた部屋、外に出るともわっと暑いっというような環境では体の調子を崩してしまうので、エアコンを入れるとしたら、最小限モードに設定しています。
私が出勤している間でも熱中症防止のため遠慮なくエアコンを使っていいと何回も話しているのに、全然使おうとしない。特に父は野生人に近いのか、エアコンがなくても平気らしい・・・。
リビングのテレビ番組が気に入らないからと、ひとりで別室のテレビへ。エアコンの能力が下がるので、別室の仕切りは閉めているので密室状態。気温は40度近くになっても、父はうちわであおぎながら視聴。滝のような汗が出るというのに・・・。
今日のランチは・・・青ヶ島のお友達からいただいた、雲仙きのこ本舗の麺類。お友達は、かなり舌が肥えているグルメなので、青ヶ島のみならず全国の美味しいものを見つけられるなんて驚きです。
雲仙といえば、長崎県。偶然にも、母が敗戦直後、朝鮮半島はそれまでの大日本帝国ではなくなったので、朝鮮籍の船で引き揚げ。異国の地から初めて帰国したところは長崎県の雲仙あたりだそうです。
我が家ではいつもラーメンを作るとしたら、多量の野菜やお肉などのトッピングなので、パッケージに載っていた作り方を見てビックリ!!丼に、乾麺とかやくを入れて、熱湯を注ぎ、5分。5分後は添付の麺つゆと「きのこ」を乗せて出来上がりだそうです。
いちおう、刻みネギと、蒸しておいた舞茸をトッピングとして用意し、パッケージに載っていた作り方に従ってみました。わざわざ舞茸を用意しなくても、調理済の「きのこ」がたっぷり入っていました。
それぞれ違う麺出来上がり~!!
九州なので、こってり系ではなく、あっさり系でした。東日本はほとんどこってり、西日本はあっさり。
青ヶ島のお友達も沖縄が大好きだとおっしゃっていたので、もしかすると、東より西のほうが好みかしら・・??
麺だけだと野菜不足になるので、韓国のチョレギサラダも追加。
チョレギサラダといっても味のバリエーションがあり、今回はポン酢をペースに、ごま油、韓国隠し味の「オモニ」調味料と、糖質ゼロの甘味料を混ぜたもの。混ぜているうちに超山盛りだった葉が少し縮みました。
加熱しないので、ビタミンCたっぷり圧縮!!
夕食。肉じゃが、焼き茄子、しらすが入った酢の物。
炭水化物はランチにいただいたので、夕食に「ごはん」はなし。
糖質制限食なので、父の血糖値はイエロゾーンを超えない範囲で収まっています。イモも炭水化物の仲間だけど、この量でしたら、許される範囲かも。
青ヶ島のブログやツイッターなどで、牛祭りの様子が報じられ、羨望の眼差しで見ています・・・。
1年365日の中で、最もにぎやかになるのは毎年8月10日、曜日に関係なく牛祭りは開催されます。今年平成25年の8月10日は土曜日なので、島外者の観光客がどっと押し寄せたようです。
8月 5日(月) ○ 就航
8月 6日(火) ○ 就航
8月 7日(水) ○ 就航
8月 8日(木) ○ 就航
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
―――(ここから予想)―――
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため) 旅客のみ。ゆうパック、宅急便、貨物なし
8月12日(月) ○ 就航
8月13日(火) ○ 就航
8月14日(水) ○ 就航
8月15日(木) ○ 就航
8月16日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月17日(土) ○ 就航
もしかすると、2週連続でパーフェクト就航か!?8月17日までの天気図を見たところ、フィリピン近海で発生している熱低気圧は8月11日に台風11号に昇格しますが、予想進路地域に日本は含まれず。中国大陸に進むコース。そのため、来週の17日まで連続就航が予想されます。
○○○○○○○○・・・と連続就航は私が記録を取り始めてから新記録に達しそう。
安泰している時期に青ヶ島へ行かれた方は本当に幸せですよっ!!
3年前の牛祭り当日の朝、郵便局窓口に駆けつけ、記念押印。
青ヶ島熱狂マニアがいるのに備え、風景印も事前に日付を更埴し、スタンバイ。
窓口で「風景印ください」と言われても、慌てふためくようなことはせず、当日の日付でスタンバイしているようです。
青ヶ島郵便局の風景印は、太平洋絶海の孤島。アクセス手段がなかなか難しい。収集家の間ではものすごく人気のようです。
竜飛海底駅は特殊な駅、過去行かれたことのある職場の仲間から話を聞きました。「竜飛海底駅に降りると、案内人付き添いで青函トンネルができるまでの解説、設計概要、工事中の様子などの解説・・・」音声による説明が多いということなので、JR北海道さんに、私たち耳が聞こえないので、解説などは事前に文字を起こしてほしいとインターネットから依頼。「当日は指定席にお乗りになられますか?差し支えなければ座席番号を教えていただければ車掌がお伺いします」「蟹田から木古内まで乗車し、木古内からは江差方面の江差線に乗る予定なので、指定席特急券は所持しておりません」と返事。蟹田から木古内間の海峡線は全列車特急しかないので、普通列車専用の青春18きっぷでも自由席なら乗れる特例区間。特急なのに、自由席なら普通乗車券のみでの乗車可能。蟹田から指定席なら、指定席料金と特急料金も加算(繁忙期1610円)になります。
特急券不要で乗れる特例区間は、新夕張から新得間の石勝線(89.4キロ)もあります。蟹田から木古内まで92.2キロもあるのに、特急料金無料なんて・・・。しかし、特例区間外の青森から乗ると、自由席1300円加算。
蟹田からのJR北海道車掌が車内巡回。津軽線はJR東日本、半そでだったのに、ここはJR北海道。夏向けの白いブレザータイプでした。同じJRでも会社ごと制服が異なるので、北海道にやってきたと実感。故郷のJR西日本の制服は「やっと生まれ育った故郷に帰った~」という気分をさせてくれます。
下関もJR九州との接点なので、九州の特徴ある制服や制帽も懐かしい。
友人と手話をしているのをすぐ見つけてくれたのか、私のところに近づき、「○○さんですか?」「はい」とうなずき。
あらかじめ用意したメモを渡してくれました。「13時51分、2号車と3号車の間のドアしか開きません。ご注意ください」とのこと。
竜飛海底駅到着。駅名票はJR北海道になっていますが、ここはまだまだ本州内の青森県東津軽郡外ヶ浜町(旧三厩村)。
7月26日現時点では、竜飛海底駅が廃止されるという発表はまだでした。北海道側の吉岡海底駅は2006(平成18)年から休止中、竜飛海底もなくなるかもといった、噂話もありました。
平成25年8月2日。「竜飛海底駅は平成25年11月20日を以って廃止する」と正式発表がありました。
廃止になると公表すると、全国からの「葬式鉄」が押し掛けるので、そのような整理券の発券がなかなかできなくなるのでは・・・と予想されます。「葬式鉄」とは、廃線や廃駅が決まり、まだ生きているうちに訪ねようとする鉄道ファンの方を指します。
ホームの幅が狭すぎる!!これでも駅ですかい!?
青函トンネルが最初から新幹線を通す予定で設計されるのか、レールも3本です。在来線の幅は1067ミリ、新幹線は1435ミリの軌間。
札幌まで開通させると、「はやぶさ号」は東京からおよそ5時間で結ばれる予定。東京~新青森 現行 はやぶさ号 3時間41分。新青森から札幌まで1時間20分とし、試算。青函トンネルが開通する前は、JR北海道の青函連絡船。函館から青森の113キロをおよそ4時間。あれから20年以上。東京から新函館まで新幹線開通、新青森までの3時間41分に加え、函館までなら40~50分くらいなので、東京から函館間でも、かつての青函連絡船の乗船タイムに匹敵します。
東京から5時間あれば、九州の小倉に行けるし、北海道の札幌へも・・・。新幹線の長万部駅ができる予定。日本一秘境駅の小幌でさえも、新幹線でのアクセスが可能になります。
海底駅の坑内。天然のエアコンが効いているのか、長袖を羽織りたくなるほど寒かったです。
津軽二股駅。二股の意味を調べてみたら、 1.もとが一つで先が二つに分かれていること。2.
同時に二つのものに働きかけること。3.二人の恋人と同時交際すること。
向かいにある駅は、「津軽今別」なので、二股をかけている駅ということになります。
津軽二股はJR東日本、津軽今別はJR北海道の駅になります。本州にある、唯一のJR北海道の駅。(竜飛海底駅も本州内だけど、見学券がないと下車不可)
目の前にあるのに、津軽二股と津軽今別は同一駅ではないので、切符を買うとしたら、中小国経由、600円。
これから蟹田に向かうのに、スーパー白鳥に乗り換えると、またあそこの津軽今別駅を通ることに・・・。
乗客からの質問に的確に答えるため、2つのポケットにいろんな資料や筆記道具が入っていて、重たそうに見えます。
本州最果て地での車掌業務、本当にお疲れ様でーす!!
友人が作ってくれた、旅行会社顔負けの「旅のしおり」。
2001年に撮影した、大阪発青森行きの「白鳥」。10時12分に大阪を出て、青森に22時59分着。JR西日本車両が青森へ、まるまる12時間以上。
「白鳥」で北海道に渡ったので、今回も新青森発函館行きは「スーパー白鳥」なので、何かの縁だと表紙にしたと思われます。
わざわざ時刻表を見なくても、このしおりを開いただけで、
三厩からのキハ40が蟹田に着くのは、13時26分。
スーパー白鳥19号への乗り換えは13時29分。
乗り換えはわずか3分しかありません。
3分というのは、同じホームで乗換かなと、たかをくくっていました。
ところが・・・キハ40が蟹田に到着とともに、スーパー白鳥19号が全く別のホームで滑り込むように停車。待機していたJR北海道の運転士と車掌が乗務交替。同じホームではなく、階段を上り下りする必要あり。
「重たい荷物を抱えながら走れって言うのか、北海道と東日本、別の会社とはいえ、同じJRグループとして融通きかせろ!!」と少し怒りながら、駆け足で階段へ。
私だけではなく、重たそうなスーツケースを引きずって、階段を昇るお客さんも・・・。
下関駅も、JR九州とJR西日本の境界。山陽本線・山陰本線からJR九州の電車に乗り継ぐのも、同じホームではない。階段をおりて地下道を通って・・・。会社が異なっても、できるだけ同一ホームで乗換が出来るようにしてほしい。車いす利用者が階段を使って乗り換えだと、バリアフリーだと全然言えない。
全旅程の時刻表と切符付きになっていますが、長万部→小幌は破算・・・。
「スーパー白鳥」の車両はJR北海道所有の789系。
「白鳥」だけなら、JR東日本所有の国鉄型485系。
北海道が東日本エリアの新青森まで乗り入れているので、東日本が函館まで乗り入れ。会社別の車両貸し借りはお互いに清算しているようです。
飯田線も、飯田から上諏訪間はJR東海とJR東日本が相互乗り入れ。山陽本線も少し前までは交直流型タイプのJR九州が新山口まで乗り入れ。九州内は交流、西日本は直流の切り替えができます。ところが、JR西日本の車両は直流のみなので、交流の九州には入れず。その代り、山陰線のキハを小倉まで乗り入れをしていたが、JR九州が乗り入れる山陽本線の距離が長くて、西日本は小倉までの短距離。結局損するのは、JR九州なので、相互乗り入れを取りやめし、下関駅で線引き。
東京メトロ千代田線も、JR東日本、東京メトロ、小田急電鉄の3社が相互乗り入れ、自社の車両を他社に貸し出すのもお互いさま、走行距離も同じになるように調整しているようです。
スーパー白鳥の仕切りドアは本州北部と南北海道のデザインになっていました。北海道と本州、何度も往来している車両にふさわしい。
マルス券に印字される駅名や現地の駅名看板は三厩の「厩」は「白」の下に「ヒ」の文字。パソコンや携帯は「白」の下に「?(ハングル)」が付く形で変換。もしかすると、マルス端末で印字される漢字は常用漢字ではない外字とし、JR北海道からJR九州までオンラインで共有しているかも・・・。
ほとんど鉄道ファンの方が三厩で折り返す方が多いのに、地元の方もいらっしゃるそうです。鉄道少年が握りしめた100円玉を窓口に置き、「入場券下さい!」昔だったら、硬券のはず、今はPOS端末で操作し、プリントカットされたもの。三厩の文字が入っているスタンパーが欲しいのか、その場で入鋏。
12時46分、三厩を出た汽車は左側に海の景色が広がります。まるで私が子供のころ暮らした山口県・山陰本線の風景に酷似。懐かしい風景。
まだまだJR東日本最果てです。
下関は山口県最大の都市、関門トンネルを抜けると政令都市の北九州市。関門トンネルを通過する電車は1時間に3~4本なので、本州最西端、JR西日本の最果て地とは言えないかも。
三厩の「厩」の字は非常に難しすぎる。何も見ないで筆順を覚えるのに時間がかかりそう。まるで中華人民の漢字。Windows8の漢字変換は「三厩(みんまや)」だけど、マルス券の字は「廐」 よく見たら、「广」ではなく、「厂」。なかなかその文字が出ていないので、漢字辞書にない外字かな?
改札はやっていないけど、乗車する前に改札チケッターを押してもらいました。無入鋏よりも、ちゃんと始発から乗りましたという証拠が欲しいため(笑)
ぴかーっと晴れてきました!!友人が曇っていたときの雰囲気が違うからと撮ってくれました。
12時46分、汽車発車。青森駅で購入した駅弁を広げました。
うわわわわっ、ウニ入りっ!贅沢なお弁当。
食べる前に「ウニ」だけを友人にあげてしまいました。ウニは超高価な食材だということは理解できますが・・・うーん、何ででしょうかね??私が1歳か2歳だったと思います。父が獲ってきたウニを割っていました。1歳児の目からにすると、ウニの大きさはサッカーボールくらい。(実際の大きさはテニスのボールなのに?)くさっと突き刺さり、ぱかっと真っ二つに。中からオレンジ色のようなものを取り出し。真っ二つに割られたウニは苦しみもがくように、針が大きく動いていました。生きるのに必要な臓器を全部えぐり取られても、生きている。まるでモンスターのようだと目に映ってしまったのが原因らしい。幼い頃、鶏をつぶすシーンを見てトラウマになった方の気持ちと同じかと思います。
ウニ割りのシーンを見ていなければ、うまいな~と食べられていたかも知れません。
車窓をながめながらの駅弁は格別に美味しい!!です。
ひんぎゃのお山さんのブログを見て、この雑誌は8月6日発売。「青ヶ島」「小幌」の文字が入っていれば、網羅的に収集しているので、帰りに速攻購入!!
ひんぎゃのお山さん、情報ありがとうございます!!
険しい黒潮をこの小さな船が横切ります。1日1往復しかなく、海上状況が悪ければ欠航~!!
小幌駅は1日3本(東室蘭方面)、5本(長万部方面)に比べると、青ヶ島のほうがアクセス手段が難しそう・・・。
ご紹介できるのは、このページまで。次のページからは青ヶ島の杜氏さん10名が紹介されています。
島ではもう有名になっている、可愛いワンちゃんの飼い主さんや、パッションフルーツを分けてくれた農家の方などなど、知っている(?)人いっぱい!!
少し前の青ヶ島はメディアにも登場されない、見捨てられた島だというのに、最近は脚光を浴びているようです。有名芸能人が何人も押しかけ、テレビにもしょっちゅう出ているので、青ヶ島の知名度が上がったかも知れませんね。
お友達から送られてきた、8月6日の青ヶ島。
ようやく夏らしくなりましたね。今年の8月は、なぜか台風の発生がなく、日曜運休に加え、週1や2の欠航ペースだったというのに、還住丸の乗組員も大忙し。さらに週末は牛祭りのために日曜運休を返上し、就航予定。この先の天気図を見ると、毎日就航は間違いありません。
青ヶ島に帰りたいなー!!
8月 1日(木) ○ 就航
8月 2日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月 3日(土) ○ 就航
8月 4日(日) 日曜運休
8月 5日(月) ○ 就航
8月 6日(火) ○ 就航
―――(ここから予想)―――
8月 7日(水) ○ 就航
8月 8日(木) ○ 就航
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため) 旅客のみ。ゆうパック、宅急便、貨物なし
8月12日(月) ○ 就航
8月13日(火) ○ 就航
8月14日(水) ○ 就航 連続就航は新記録更新!?
蟹田に向かって右側は海の景色、陸奥湾が見られます。蟹田でキハ40 525のディーゼルカーに乗り換えると・・・本州最果て地の三厩までは内陸に入るので、深い山間の景色ばかり続きます。
この車両は八戸線でも使われているらしく、大津波警報が出た場合の避難方法が掲示されていました。
蟹田から三厩までは内陸なので、あまり関係なさそう・・・。
事実上、JR東日本とJR北海道の境界駅。
中小国を出ると、電化されている右側のレールはJR北海道。
今乗っている車両は架線が架けられていないJR東日本。
ここで一旦、離婚し、大平駅停車。その隣は、津軽二股駅の向かいに離婚したレールが再び寄り添うように津軽今別駅。
津軽二股はJR東日本、向かいの津軽今別はJR北海道。目の前なので、歩いて行ける距離です。
みどりの窓口で「津軽二股 → 津軽今別 経由:津軽線・海峡」のマルス券を買うとしたら、いくらかかるか検証してみたら・・・津軽二股~中小国 15.2キロ、中小国~津軽今別も同じく15.2キロ。合わせると30.4キロ。【東】津軽線、【北】海峡線も地方交通線。本州3社地方交通線29-32キロは570円。JR北海道部分は15.2キロ、加算額は11-20キロで30円。合わせると、600円。
「津軽今別 → 竜飛海底 経由:海峡 ¥220」が全国のみどりの窓口で発券できるのは2013(平成25)年11月20日まで。11月20日をすぎると、「竜飛海底」が抹消してしまいます。只見線の「柿ノ木駅」は抹消したわけではなく、臨時駅として残しているので、停車する日のみ発券。
平成13年7月1日から「奥白滝」「上白滝」廃止。
奥白滝は1日1本しか止まらない、小幌に比べれば究極な秘境駅。
7月1日から、マルスから消えてしまうので、まだ生きている6月30日のうちに発券。
山口県の美祢線、大嶺支線も平成9年3月31日限り。
仕事からの帰り、三鷹駅で「大嶺」が抹消する前に発券。
大嶺も「谷に眠る駅」とし、もし、現役だったら、秘境駅のひとつに含まれていたかも知れません。
荷物をわざわざ持ち歩かなくてもいいように、車掌さんに「12時46分発も、この同じ汽車なんですね?」と一応確認。
「はい、貴重品だけは持ち歩いてください」
ホームに降りると、7月の終わりだというのにひんやりとした空気。
まるで梅雨時の6月。
あじさいがきれいに咲いていました。
レールが行き止まりになっている終着駅。今まで全国の終着駅に行ったことがあるのは・・・北から順番に稚内、江差、根室、新千歳空港、函館、青森、三厩、岩泉、銚子、成田空港、上総亀山、奥多摩、武蔵五日市、海芝浦、日光、(吾妻線の万座・鹿沢口は降りたのに終点「大前」はまだ)、横川、九頭竜湖、宇野、大嶺、長門本山、仙崎、門司港、若松、西戸崎、宇美、博多南、西唐津、長崎、佐世保、志布志、枕崎。
三厩駅前通り。
最果てという言葉にふさわしく、寂しすぎる~!!
ここから青森までおよそ50キロ先だというのに、青森西郵便局が取り集めに来るそうです。このポストに投函しても、青森市と全く同じ消印の「青森西」になるんですかね・・・。ここは東津軽郡三厩村だというのに。と思ったら、外ヶ浜町と合併しているので、「村」じゃなくなりました。「町」でした。
駅前にあったアジサイ。アジサイと言われると、真っ先に思い浮かべるのは青ヶ島の民宿「アジサイ荘」さんと25円普通切手。
1日5本の駅でした。山口県の美祢線・大嶺支線も1日6本。
大嶺より1本少ないのに、JR東日本の正社員が配置する有人駅。オンラインで結ばれていないタイプのPOS(販売情報管理システム(Point Of Sale system)設置。指定席を発券できる端末であれば、「マルス」。そうでなければ、POS。
POSもJR全線全駅のデータが入っているので、「枕崎 → 西大山 経由:指宿枕崎線 ¥630 三厩駅発行」も可。只見線沿線の有人駅も正社員。東日本は正社員配置だというのに、西日本は無人または委託駅になっているところが多い。
ホームにつながる通路。
記念に1個もらおうと思いましたが、余計な荷物が増えるので断念。