Worldfestの一環でReading Across Culturesというイヴェントがあった。多文化文学を紹介する行事でスペイン語の先生はお気に入りの本や詩の一節をスペイン語と英語で読み(外国語の分からない聴衆も多いので必ず英語付きとなる)、中国語の先生は同様に良い作品を中国語と英語で読む。フランス語、ドイツ語、イタリア語、マレーシア語、ヒンズー語・・・ネイティヴ・アメリカンの作品を読む先生等、実に多くの言語の音声と文学の薫り高い作品を楽しんだ。日本語・日本文化を教えているも日本の文学を日本語で読んでください、と頼まれ実は最近出版した拙著、「流るる月も心して」を紹介した。幸い私のこの本は日英併記、英語に翻訳する必要がない。時間の関係上英文はプロローグを読み、和文は「天の川をわたって」のみ朗読した。何故か私の下手な英語発音が受けて、またまた(抱擁)を受けた。何故か多くの黒人学生が私の朗読を気に入ってくれて、一緒に写真に入ってくれ、と仲良しグループのカメラの真ん中におさまった。日本語の音声がとてもきれいだったという。外国人の読む英語もファンタスティックなんでしょう。写真は聴衆のなかの若いカップルに望まれ真ん中でおどける筆者(彩の渦輪)