近くの国立二中が毎年夏休みにプール開放してくれる。筆者は健康のために歩く。子どもの頃川で泳いでいたら蛭に吸いつかれ、それ以来水を怖がったので泳げないまま成人した。夫は泳げるが我流で、蛙泳ぎや犬掻きなど、動物顔負けのCoolな泳ぎ方だ。昨日の最終日に赤トンボが水すれすれにす~いすい。赤トンボを見て「もう秋でしょうか?」と聞いてきたのはこのプールで友だちになったリスベットさん。筆者は40分に15往復歩けば満足、彼女は15往復以上泳げば満足だった。リスベットさんはデンマークからやって来た国際交流基金研究員で、現在一橋大、大学院で研究している。若き日、慶応大学でPh.D.を取ったそうだが、きれいな日本語を話す。お嬢さんは13歳と15歳、日本に来たばかりで日本語はしゃべれないが英語は話せる。お嬢さんに日本語のボランティアを探しているというのでやってあげることにした。筆者はアメリカで教えていた関係上、英語で説明した良い教材を持っているので「準備しておいてあげる」と言ったら、「もう教材は充分準備しています。予習をし、質問を沢山準備していくので答えてくれればいいのです」と。お母さんに似て勉強家のようだから楽しみだ。一回目はお母さんも一緒に来るようなので、自悠人が「ドバイで買ったコーヒーを淹れましょう!それともアメリカのがいい?」と言ったらアメリカのは要らない!」と彼女が答え、母娘と我々5人で笑った。(彩の渦輪)