以前佐渡を舞台にミニ物語、「Across the Milky Way」を書き、小さな賞をもらったことがあるが、その舞台の訪問は実は初めて。かけ足で佐渡の魅力をたっぷり味わって来た。ホント、予想通り風光明媚でロマンティック、美しい島だった。その昔流島の罪でやってきた人々に優しく接した佐渡の人たちは人情が篤い。瀬戸内寂聴さんが2年連続訪れたという由緒ある長谷寺は寺宝展示室が多い。徳川幕府300年の財政を支えた佐渡金山跡では当時の採掘状況を再現している。そして順徳上皇、日蓮上人、世阿弥等実物大の人形が演ずる佐渡歴史伝説館は最高。おけさ柿のシャーベットも最高。ここでジェンキンスさんの抱える太鼓番を買って、一緒に写真を撮らせて頂いたのは一大ロマン。小木では「たらい舟」に乗り、楽しく(いや、船頭さんに叱られつつ)運転体験、佐渡へと靡いた甲斐がアリャアリャアリャサ。(彩の渦輪)