申年の干支が巡ってきたが、今年は7回目の「年男」だ。気分的にも一層充実した日々を送る筆者、9月に府中美術館を借り個展を開く。バックパックの旅、「地球千鳥足」で撮影してきた写真をもとに描く多文化アートだ。訪問国は100ヶ国以上だが個展では60点ぐらいを予定、絵はほぼ完成し、後は修正のみ。この連休は遊びに出ず、なんとフレームを手作りしたのだった!なぜか。筆者のキャンバスはアメリカで買ったものが多く、日本のフレームは合わない。展覧会をやった経験者のSuggestionで木枠を作ることになったのだ。木材購入から寸法合わせ、鋸を使い、ペンキを塗り、額をぶら下げる金具と紐のセットの準備等、労働を楽しんだ。5本の松の剪定の合間に。屋外の仕事なので蚊がでない間に、と急いだわけ。連休も終わりに近づきフレームはほぼ完成、10号から50号まで、25個作った。色はダーク・ブラウンに統一した。絵の内容は上記多文化アートが中心だが、アメリカはオハイオ州シンシナティに住んでいた頃暫し所属したCincinnati Art Clubで描き貯めた人物画もいくらかある。目が涙で潤んだ女性の顔は先ず先ずの出来だと気に入っている。(自悠人)