フランスで:モンサンミッシェルの上り坂にあるホテルでエレベーターに乗った時、夫が来ていたオレンジ色のTシャツの文字を指して、「私はその街から来ました!」と、メキシコの男性が。Tシャツの文字は「Guadalajara, Mexico」、11人の歌手がソンブレロを被り楽器を弾いている。メキシコのお酒マルガリータを楽しみつつ、夫はメキシコ駐在時元警察官に強盗された話をし、彼は「囚人の6割は元警官です!」などと言い、会話が盛り上がった。アルゼンチンで: アコンカグア登山口の街、メンドーサで、天を突く並木通りをぶらついていた時のこと、登山姿の青年が追っかけて来て言った。「僕はあなたのTシャツの国から来ました!そのTシャツは旅行中殆ど目にしません。お話したいです!」。その時着ていたT シャツはアウシュビッツ訪問時、ポーランドで買ったPOLSKAだった。近くのレストランで名物メンドーサ・ワインで乾杯、ポーランドやアコンカグアの話が弾んだ。アコンカグア登山は我々夫婦が先輩、と言っても筆者は4300mで高山病にかかりヘリコプターで下山したのだが。楽しいひと時を過ごしその後も文通、日本で高尾山や大山登山にも付き合った。エクアドルで、オマーンで:エクアドルのイグアナ公園で韓国の青年と仲良くなった。筆者が来ていたハングル文字のTシャツにニコニコ近づいて来たのだ。オマーンでは市内観光バスで1紳士が「貴女のTシャツが好き」と。スペインで買ったもので、「DONDE ESTA MI CERVEZA (私のビールはどこ?) 」と書いてある。彼は「私もビールが好き」とスペイン語で。テキサスから来た紳士だった。観光後乗客5人でビールで「サルートゥ(乾杯!)」。写真3はオマーンの二階建て観光バス(続く)