あけぼの

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我が家歳末恒例の餅つきは虎さんのお力をチョっト借りて

2016-12-31 15:38:37 | 旅行記、多文化教育、国際

我々夫婦はどんなに忙しくとも少々体調悪くとも暮れの31日に餅つきをする。田舎風の丸餅だ。娘から昨日20個は欲しいと電話がありモティヴェーションが高まったが息子も手作り丸餅は喜ぶだろう。張り切って昨夜3KGの餅米を水に浸した。今朝8時半に水から笊へあげ十分に水を切り、その後は…臼、杵、せいろ(蒸籠)…と言いたいがその全部を兼ねた虎さん、いや、虎の顔の付いたタイガー餅つき機、「力自慢」さんにお任せ。虎さんは45分でお米を蒸しブーと合図、蒸されたお米は10分間くるくる回転、計約1時間で上手に餅つきしてくださる。その直後から2人は急に忙しくなる。アツアツの餅の塊は大きなまな板にドン!と置くが、出来た餅を並べる板も準備して。夫が適当なサイズに千切り、はなから妻が丸める。熱くても急ピッチでやらないとちぎった餅の表面が固くなりひびが入る。30個出来た! 大急ぎで次のもち米を虎さんに仕込み、また1時間。待つ間に黒豆の最後の仕上げや筑前煮、松前漬け、数の子の味付けもと、結構仕事が出来る。ブーと鳴った。もう一度アツアツの餅の塊と格闘だ。涼しい部屋に60個並べ終えて11時半だった。2時間ちょっとの作業で杵つき餅の美味しさの田舎風丸餅を頂けるのです。お試しあれ!餅作りで思い出すのは母のこと。杵つき餅は自悠人の子供の頃の思い出だ。母親の綾子さんが中心になってせいろで10回ぐらいついた、と言う。結婚してのち筆者が実家の母に頼むと、母、八重子さんは嬉しそうに東芝の「餅っこ」という名の電気釜でいくらでもお餅を作ってくれたものだった。母が作ってくれたから筆者もお餅を作るのかな?(彩の渦輪)