さる日曜日、府中市郷土の森あじさいまつりを見に行き歌ってきた!嬉しいことにS先生の同行を得て。偶然のことだが、数日前歌を歌いに行ったChiyokoさんと「有名私立校の英語の先生で、中、高生に英語の俳句作りを指導なさり、一度O地球村塾Party で生徒さんたちの俳句を発表してくださったS先生はお元気だろうか」と懐かしんだ直後、以心伝心とでも言おうか、数年間連絡の途絶えていたS先生から突然のメールが来たのだった。筆者の1番好きな花はあじさい、1人でこのあじさい祭りに行こうと計画していた矢先だったので急遽お誘いし、先生は興に乗ってくださったようだ。府中市の小、中学校の卒業式に歌う「巣立ちの歌」、「ぶんぶんぶん」、我が家の娘と息子が学んだ立高の80周年記念の詩、などを作詞した村野四郎の記念館を再訪し、あじさいコンサートには2回参加出来た。旧府中尋常高等小学校2階教室や旧郵便局前で、素晴らしい声量・美声の持ち主、府中市の声楽家、小岩井雅人さんの指導で「巣立ちの歌」や「故郷」を大声で歌った。S先生がマイクを渡され歌ったら、小岩井さんから「良いお声でお上手!」と褒められていらした。「巣立ちの歌」を歌ったとき、中学の卒業式で「いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ 美しい 明日の日のため」と声を振り絞っていた息子や娘の潤んだ目がありありと蘇った。東京都立立川高等学校八十周年記念のために村野四郎さんが作詞した歌(以下)は美しい布に書かれ、子どもたちが巣立った部屋の壁にかかっている。
美しきもの きのうの花 おお遠いこえ わかき日の ゆめはむすぶ 神城のほと里
なお、東京新聞6月6日の記事によると、「府中市出身の詩人村野四郎さん(1901-75)が作詞した岩手県立宮古商業高校の校歌を11月の府中合唱祭で歌い上げ、東日本大震災の被災地を応援しようと、府中市の声楽家小岩井雅人さん(58)が歌い手を募っている。」とあるので、筆者は団員に応募しようかな、と考慮中。声は良くないのだが歌うのは大好きなので。(彩の渦輪)
写真1.アジサイの小径で筆者好みの色の紫陽花をバックに 2.S先生 3.村野四郎館にある四郎の詩 4.アジサイの小径で 5.我が家の庭にも咲いている紫陽花を惜しみつつ、1輪切って