「群馬糯5号-もち米」
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「愛知37号C」(後の「青い空」)に「マンゲツモチ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(群馬県前橋市)における成熟期は中生の中,穂長はやや長,穂数はやや多,ふ先色が赤褐でやや多収の水稲,糯種である。 草型は偏穂数型,稈長,稈の細太,剛柔及び止葉の直立の程度は中,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長,穂数はやや多,粒着密度及び穂軸の抽出度は中である。穎色は黄,ふ先色は赤褐,芒の有無と多少は極少,芒長は短,芒色は淡褐である。玄米の形はやや円,大小はやや大,精玄米千粒重は中,玄米の見かけの品質は上の下,光沢はやや良,食味は上の下である。出穂期及び成熟期は中生の中,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は中,脱粒性は難,収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a ,穂いもち及び葉いもちほ場抵抗性は中,しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型である。 「マンゲツモチ」と比較して,穂数が多いこと,ふ先色が赤褐であること,精玄米千粒重が大きいこと,しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型であること等で,「モチミノリ」と比較して,草型が偏穂数型であること,穎色が黄であること,芒色が淡褐であること,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a であること等で区別性が認められる。
*https://www.weblio.jp/content/%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%B3%AF%EF%BC%95%E5%8F%B7 より
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