「しふくのみのり」
農研機構は、東北地域向けに、倒伏しにくく暑さにも強い直播栽培向きの多収良食味水稲品種「しふくのみのり」を育成しました。「ひとめぼれ」並の良食味で、「ひとめぼれ」より標肥直播栽培で約1割、多肥直播栽培で約3割多収となります。また、いもち病に強く、縞葉枯病に抵抗性を持ちます。
主要特性
「しふくのみのり」は「萌えみのり」並みに倒伏に強く、直播栽培向きで、多収です。
育成地においての収量は標肥直播栽培で641kg/10a(「ひとめぼれ」より約1割多収)、多肥直播栽培で754kg/10a(「ひとめぼれ」より約3割多収)です。
炊飯米の食味は「ひとめぼれ」と同等の良食味です。
これらの特長に加え、暑さ(登熟期間中の高温)に強く、いもち病と縞葉枯病にも強い品種です。
栽培適地
栽培適地は東北中部以南で、目安として「ひとめぼれ」の栽培地域に適しています。なお、耐冷性が不十分のため、冷害の発生しやすい地帯では栽培を避ける必要があります。
*https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/134620.html より
*農研機構HP より
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