「ホッかる」
捨てれば「ゴミ」、分ければ「資源」。 再利用する社会へ。
「リサイクルが環境にいい」とわかっていても、実際の行動がともなわないのはなぜだろう。そんな歯がゆい現状を打破しようと、便利な紙容器の普及と紙リサイクルをセットで発信し、反響をよんでいる製品がある。紙器メーカー秀英によるリサイクル可能な弁当容器「ホッかる」だ。これは紙製の箱の内側に透明なフィルムが貼りつけてあり、食べ終えたあと汚れたフィルムは、はがしてゴミ箱へ、そしてきれいな外箱は再生のため回収されるというしくみ。内側のフィルムは、燃やしてもダイオキシンが発生しないものを採用したほか、手が汚れないようにはがしやすく接着されている。容器は折り紙式製法でその場で伸ばしやすく、平らにすればかさが減って扱いやすい。紙は100%バージンパルプを使用し、温かい手ざわりも楽しめ、保温性のある三層構造もデザイン性が高い。この容器を7個回収すると、トイレットペーパー1個分に再生できるという。「ホッかる」が採用された中之島まつりでは、3年間でゴミ処理費用が半分に削減できたそうだ。「ホッ」とした気持ちでおいしく食べて、人も資源も地球も助「かる」。小さなきっかけからエコを考え、気軽に行動してほしい。そんな想いがネーミングにも託されている。
内側のフィルムは手が汚れないよう、カンタンにはがしやすく接着されており、揚げたてのフライも平気な耐熱性や抗菌性を持つ
株式会社秀英 大阪府東大阪市水走1丁目16番37号
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/47/ より
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