ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

金木犀が・・・

2021-09-23 | 草花のささやき
今年の金木犀の日は定かではない。
早かったような気もするが、しっかりマスクの生活
香りに気づいて金木犀を探したり、
上の方を見上げてオレンジ色の花を探したりしないくらしだった。

かすかにマスクを通して金木犀の香りに気づいたことはあった。
2度ほど薄い香りに気づいたのだが、周りの木を探そうとはしなかった・・・
だから場所も覚えていない
心に余裕のない毎日になってしまっていたことが何だか寂しい

18日、実家の金木犀は沢山花を付けていた。
2階から観たので気づいたのかもしれない・・・
もう満開も過ぎ、香りも和らいでしまっていた。
1週間前はどうだったろうかと思いを馳せたが・・・
見上げた気もするのだが、香りには気づかなかったのかしら・・・
天候不順で雨が多かった。
まだまだだと思っていたのだがとっくに咲いていたのだろう。
緊急事態宣言のさ中、外出自粛のうちに儚かった金木犀だった。

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今年の桜は

2021-04-02 | 草花のささやき
今年も桜は早かったが3月のうちに満開になってしまった。
観測史上初めてのできことだという。
開花後は連日ポカポカ陽気が続いて、勝手が違い、こんなはずではなかったと思うばかり。

いつもなら「花冷え」は当たり前、時には雪が積もってしまうこともあった。
震えながらのお花見の席に熱々のおでんをさし入れるのは毎年のことで
お酒がないと身が持たない。

家族でのお花見の時には、寒さに耐えられず、ラーメン屋に駆け込んだことも・・・
室内から庭の桜が見えるレストランも人気だった。

待ち焦がれる間もなく、さっさと散ってゆくような今年の桜になってしまいそうだ








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金木犀の香り

2020-10-08 | 草花のささやき
早朝、まだ暗いのにそちこちでキンモクセイの香りが漂う
今年は風もないので、まだ窓際まで香りはやって来ないのが物足りなかった。

雨が降りだして、さらに香りが拡がらなくなってくると
歩くたびにそこここでキンモクセイ、金木犀、きんもくせい
幸せいっぱいになる

普段は目立たない木々なのに
この時季だけの堂々たる存在感はすごい

久しぶりにマスクをしないで歩いた



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金木犀の日

2020-10-06 | 草花のささやき
先週はつぼみも見つからないような感じだったのに
今日はバスの中からも家々の庭先の金木犀のこんもりした可憐な花たちがよく見えた
普段は目立たない木々が一気に花を付けて香るこの素敵な季節

本当に不思議な花だ
今年の金木犀の日は10月3日土曜日

まだ淡い黄色でほやほやの花が多かったのだが
帰りに歩いたお屋敷町辺りでは
もうしっかりとした香りが立ち込めていた。
一年ぶりの香りを胸いっぱいに吸い込む
ずらして鼻だけ出したマスクの際から
金木犀の香りをかぐ幸せ

今年はお彼岸前まで結構暑い日が続いていて
金木犀の開花はかなり遅れたようだ

マスクをする日常の中で香りにも疎くなっているのを感じた
朝早くマスクを外して散歩してみよう


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金木犀は・・・

2020-09-22 | 草花のささやき
お彼岸のお墓参りも済ませ、そういえば
と、実家の庭の木を見上げた。
金木犀って今頃はもう咲いてるはずだよね・・・
葉っぱばかりで全然花が見えない
どうしたのかしら・・・
長雨と暑さとが続いて、やっとこの頃、落ち着いたところだよね。
でも何となく木の下にいると香りがするような気がする~

近くの小学校の金木犀の大木が歩道脇に見える。
そばを通っても香りは全然しない
でも、見上げながらじっくり眺め渡すと
小さい黄色い花がちょっぴりついたのが一つだけあるのを見つけた・・・
これからなのね。

つぼみも何も見えないので今年は咲かないのかしらと心配だけど・・・
来月あたり、しっかり香ってくれるのかもしれない
去年の花の時季もかなり長かったような気がするから
いつもの銀木犀の辺り、行ってみようかあ
明日から雨のようだから香りが流れなくてわかりやすいかもしれないものね
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「ぐみ」

2020-06-21 | 草花のささやき
一週間前、庭の奥の方の木に何やら実がたくさんついていた。
母に「実がついてるけど、食べられるのかな?」と聞いたら
「実がなってるからって食べられるわけじゃないでしょ」というようなことを言われた。
そうして、1週間たって、もう一度母に聞いてみた。
「実がいっぱいだけどこれ何?」
今度は枝を折って持って行くと、
「ぐみだっちゃ」「毎年とってたんだから」と全然違う答えが返って来た。
そうして母はやおらぐみを外し始めた。
リハビリになるかもと思い
枝をどんどん切って母の元に持っていくと
台所からざるやボールを出してきてつんだぐみをどんどん入れ始めた。
競争するように枝を切り渡す。
かいどうの花が終わってから、白っぽいいい香りの花が咲いていたような気がするが
どうしてこんなにたくさん実をつけたのだろう
毎年、実を見た記憶がないのはどうしてだろう
そばのガマズミにばかり気をとられていたのだろうか


つまんでひとつ口に入れると渋みが拡がってかなりまずい!
完熟しているのにぐみってこんな味だっけ?
だが母は「甘酸っぱくておいしい」という。
どこがおいしいのだろう。ただただ渋いだけなのに
認知症のせい?まさか味覚異常?

とちの実だって癖が強くてどうして昔の人はこんなものを食べたのだろうと思ったものだ

幼いころのぐみの記憶がある
父の実家の門を入ってすぐのところにぐみの大木があった
その木は切られてなくなってしまったから唯一の記憶だろう
一度だけ、父とひとつふたつぐみを摘んだような気がするのだがよく覚えていない
まだ熟していなかったのかもしれない・・・
私はぐみを食べたことがないのかもしれない

妹に言われてジャム風にしてみたが渋みは取れずあきらめた
母のリハビリと割り切って大量のぐみを土に返した。
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季節も花も

2020-05-13 | 草花のささやき
コロナウイルスの収束はいつの事になるのだろう
いち早く休業要請を解いたが知事もやむを得ない状況だったのだろう

予定が立たず、駅前も人がいず、店は閉まったまま
それでも私は週末、家を出て実家に通う生活を淡々と続けている
閑散とした入口正面の花壇は草がぼうぼうと伸び放題だ
ふちに腰かけて勘違いしてたばこを吸う人もめったにいなくなった。

祝日の時刻表になってもバスが動いているのはありがたい。
母はきちんと帰宅して庭の花を愛で、ひょいと草を抜くこともできるというものだ。

コロナがやってきて久しいが
季節はきちんとめぐり、花は時季が来れば咲いてくれる
今まであたりまえのことが不思議なくらいうれしい
気持ちの良い風に吹かれて、空を見上げることもできる。

お隣の方と庭ごしにお話する
何だか愛おしくて雑草も抜けない
花をつけるまで待ってみようと思ってしまうこの頃だ






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にげだして

2020-04-28 | 草花のささやき
お昼を終えるあたりから上階が騒がしくなっていたたまれず逃げ出した。
お天気もいいので通りに出て神社に向かった。
私のくたびれた足では結構遠い。
歩いてゆくのは数年前のどんと祭いらいだ。

桜も終わって、新緑が美しい季節になっていた。
今年はコロナウイルスでお祭りも中止になったが
もしかしたら数年に一度の大祭だったのかもしれない。

境内はしんとしていたが、それでも人の姿がちらほら
皆、自粛のなか、静かに訪れて手を合わせている。

何を祈ろう~
早くコロナ騒ぎが収まり、普通の生活に戻れますように・・・
と手を合わせるしかない。
自分だけの望みなど入る隙間もないこの頃だもの

きらきらと光る若葉に癒されながら下り
以前住んでいた辺りを回りながら帰ることにした。







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さくらさくら

2020-04-01 | 草花のささやき
今年の桜は早くやってきた。
が、いつもの年と咲き方がちょっと違う。
真っ先に咲いていた桜がもたついているうちに
意外なところで咲き出したりと何だかおかしい・・・

まあいいや、コロナコロナの嵐の中で
咲いてくれた桜を見に行こう
リハビリの帰りに桜見物にはいったことのない公園にいってみた
早く咲き出してもはや満開
桜を見ると何だか春爛漫でうきうきしてくる



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「金木犀の朝、いまも」

2019-10-17 | 草花のささやき
早朝、街を歩いていると、金木犀の香りがほのかにする場所があった。
ビル街を抜けて住宅地に回ったころだ。
普段は目立たない常緑樹だが、この時季だけの存在感がかぐわしい。

風もない朝、香りといえば金木犀だけ
朝食の支度にはまだ随分間があり街は眠っているようだ。
外はまだまだ暗い。
新聞配達のバイクが時折行きかうぐらいだ。
気づくとそちこちで香っているのに気づいた。

もう1ヶ月ほど前から金木犀は香っていたはずだが
この辺りは今もほのかだが香っている
大きな木の辺りを見上げると
まだまだ普通に花が付いていてあれっと思った。
ずっと前から香っていたはずなのにこんなに長かったかしらと・・・

実家の木は2週間ほど前には下に散り敷いて
しなびかけた花が何とかついていたはずだ。

気候のせいなのかもしれないなあと思いながら
あちこちで川が氾濫した台風19号の傷跡に思いを馳せる

あす後半からはまた雨になるようだ。


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