キンモクセイの日

21・22日に実家の庭の金木犀を覗いたら花が付いていた。
まだ淡い色合いで香りもあまりせずほのかに匂う感じだった。

昔は随分と枝が広がり、しっかりと花がついて素敵だったのに、
いつの頃からか葉がちぢれたりしだして元気がなくなった。

以前はマンションの知り合いの方たちにお分けしていたのだがいつか途絶えてしまった。


翌週実家に行くと、ご近所の金木犀が盛んに香っていた。
実家の木はさほど花もつけていず寂しい気がした。

30日、所用でいつもの銀木犀のところを通るといっぱいに花を付けてしっかりと香っていた。
あたりに拡がる香りと凛とした白っぽい花々が相変わらず素晴らしくほれぼれする。

今日は雨だが、近くの小学校の金木犀の香りだろうか、時々少し開けた窓から香ってくる。

雨の日は、香りが飛ばないのでそばを通るとしっかりと感じられる。

きのうは散り敷いた小さな花たちのオレンジ色もあちこちで見かけたように思う。

今年の秋は暑くていつやってくるのだろうとさえ思っていたが
金木犀は少し遅いぐらいでしっかりと花をつけ香ってくれていた。

お米のできもまあまあだったようだ。
新米がおいしい季節と重なるんだと今更ながら気づくのもおかしい。

「キンモクセイの日」

今年のキンモクセイの日は9月17日でした。


気づいたら咲いていたという感じ
おそらくもっと前から咲いていたのでしょう。

香りはそこここでしていて、
小学校の大きな木もいつの間にかお花がいっぱいついていました。

18日には実家の庭から少しいただいてきて、わが家にもキンモクセイの香りが満ちました。

気を付けてみるとどこのお宅にも意外と金木犀は植えられていて
黄色い花があふれるように葉っぱから顔を出していました。

夏があまりにも暑すぎたので、今年の金木犀はきっと遅れるだろうと思いこんでいたのです。
でも、そうではありませんでした。
さっさと咲いて、さっさと咲き終わってしまった感じです。

秋はちゃんとやってきましたね。

「木犀の香りが・・・」

今日、木犀の香りに気づいた。

早い夏が来て、梅雨入り後は空梅雨めいていたが、
梅雨明け宣言からはまさかの長雨になり最高記録を更新した

ついには梅雨明けはなかったことにという次第・・・

なのに、こんなに早く秋がきていた

日差しは強いけれど、大気も空も雲の装いも秋そのものだ

木犀は去年と同じ場所で香っていた

帰り道、確認すると、やはり銀木犀、
思いのほか花を付けていて驚いた。

いつの間にという思いでいっぱいになった

色々なことがあって、落ち込んでいた・・・
大きな決意を実行するための準備は着々と進めたい
植物を見習ってきちんと移ろいでいかなくては

「金木犀の日」

今年の金木犀の日は9月22日

その日から何度か自転車で行き来している道があった

行きは何でもないのだが
帰りはその辺りでふわっと金木犀の香りがする

翌日も通ってやはり帰りに香りが漂った

どこだろうと目をやると
あった！　銀木犀だ！

今年は金木犀の日ではなく
初めて銀木犀の日になった。


目立たないけれどしっかりと香っている

シルバーのきりりとしたいでたちが
素敵な銀木犀だ



今年も実家の金木犀は相変わらず
パッとしない
植木屋さんが入ってから
どうもさえない状態が続いている

27日に訪れた一番町の金木犀も満開だった
普段は目立たないが
花の時期は甘い香りを漂わせてしっかりと主張している

近くの学校の歩道際に数本ある金木犀も
大木で花をたくさんつけている

今はもう小さな花々が散リ敷いて
桜のように名残惜しさが残る風景だ

桜吹雪・・・と雪の競演

結構雨が降ったのだろうか・・・
朝起きると外はしっぽりとぬれていた

風も強かったようで
今年もバルコニーには
巻き上げられて舞い降りてきた
桜の花びらが散らばっていた

風情があるような
ないような不思議な気持ちになる


講演会を終えてシルバーセンターから
花冷えに震えながら
ランチに向かうと

強い風に吹かれていっせいの桜吹雪

歩道脇には吹き寄せられた花びらがこんもりと
まるで残雪のように積もっている


そうして夕方、
調理の手を止めて
ふと窓の外を見ると
凄まじいほどの桜吹雪

何か変だなとよくよく見ると
狂おしいまでに舞っていたのは
雪だった・・・
さながら猛吹雪のてい

時折ふわふわと降りてくるものもあるが
花びらでない証拠に
バルコニーの上には何も残らない

桜の花びらまですっかり舞い上げて
さらうようにして
本当の吹雪は行ってしまった

「榴ヶ岡公園の桜」

平年より10日ほども早い開花宣言

まごまごしているうちに

そちこちの桜が見る見るうちに咲きだしてゆく

そうして、あっという間に満開になってしまった

「金木犀の日」

今年の金木犀の日はいつにしようかと悩んでいる。

最初に金木犀を意識したのは9月8日
雨の中を歩いている時だった。

香りがしたから気づいたのかもしれない
黄色い花がほんの少し香ったのかもしれないと思う

その日、福島の梁川方面に桃狩りに出かけたのだが
やはりずっと雨だった。
心持ち桃畑の時は霧雨になっていて
足場も悪く、一つだけもいでバスに戻ったのだった。

丸森でも金木犀が目に入った。
仙台のよりは花が咲いていたし、香ってもいたのだろう。
毎日の雨で木犀の香りも振り落とされているかのようだ。

そして14日、上杉の邸宅街の金木犀が香っていた。
晴れると花が一気に満開になって
そちらこちらで香りだした。

気づくと小学校の金木犀の木々はすでに満開。
17日の朝はどこを歩いていてもむせるように香っていた。

それにしても実家の金木犀に気づかずにいた年も珍しい。
11日に訪れたはずなのにと、18日に訪れた折見上げると花が少しだけついていた。

昨年、庭師さんが入った時に手入れされてかなりスマートになっていたのだ。

何だか、葉も花も元気がない。
物置の屋根の上の方まで広がって
たくさん花をつけていたころの方がよかった。

去年まで枝の暴れぶりに手を焼いていたはずなのに・・・

今年は何だか寂しい。

「金木犀」

久しぶりに実家を訪れた。
玄関先に金木犀が飾ってあり、香りが充満していた。

庭にまわると、花はもう満開で盛りを過ぎつつあるようだった。

今年は私の知らないうちに金木犀が通り過ぎてしまっていたような
何だかさびしい気がした。

私が力いっぱい傾げた枝を
母が慣れた手つきでたおる。

葉っぱの間にオレンジ色の花がこんもりと
ちりばめられているのを
ギュッと縛って持ち帰った。

バスの中も、歩きながらも
金木犀の香りに包まれて
小さい花々を振りまきながら
家路に着いた。

「秋のにおい」

不思議なことに9月に入るとススキが気になるようになった。
そうして十五夜が過ぎ
彼岸がやってきて

雨の翌日の朝はやっと金木犀の香りに気づいた
今年の金木犀の日は26日、ちょっと遅い秋のようだ

日中の陽射しはまだ夏を思わせるくらい容赦ない

県庁の前で久しぶりに萩を見た

紅色と白色が咲いていたが
もっと並んでたくさん咲いていてほしいくらい
こじんまりとしていた。
宮城は萩だもの

かえり道でふとギンナンの強いにおいがした
下を見て歩いているとひとつふたつにおいの主が落ちていた
昨日の雨風で一足早く落ちてしまったようだ

いつの間にか秋

台原森林公園の紅葉した木が
地下鉄の電車の窓に写って過ぎる

「ニンジンの花」

5月ごろから実家の窓辺にどんどんと茎がのびて花をつけた。

こじゃれたレースフラワーのような花が素敵だ。

6月になってだんだんと大きくなった花も出てきて、次々と咲いている。

おしゃれなレースフラワーのはずがお化けレースになってきている。

でもちょっと違うのは丸いこと。。。

　


母に聞くと「いたずらで植えたニンジンだよ」との返事。

ニンジンの花など見たことがなかった。

葉っぱは知っている。

葉っぱ付きニンジンが売っているとつい買ってしまう
そうして栄養価の高い葉っぱ料理を試みるが
結構固くて苦戦するのだ

　　　　　


野菜の花は意外に美しい
見たことがないせいか新鮮な驚きがある