ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「真綿のようなもの」

2010-04-12 | きょうのできごと
わが家の朝食はこのところお餅である。

晩秋ともなるとレトロなストーブを出してきて
網を置きお餅を焼き始める。
つれあいは「お餅なら特におかずはいらない」
と訳のわからないことを言って毎日飽きずに食べている。

餅は乞食に焼かせろと言われているそうだ。
早く食べたいから、何回もひっくりかえし、
焦げ付かせずにうまく焼けるからだ。

朝は忙しいからうっかりほかの事に気を取られていると
すぐ焦げてしまうから厄介だ。
焦がそうものなら「こげはガンになる」と連れ合いの機嫌が悪くなる。

昼に何か簡単に済まそうと思ったので、
餅の袋の裏にレンジでチンできるとあったのを思い出した。
ろくに説明も読まずに
2個で2分という数字だけを覚えていてやってみた。

おかずが出来上がって、扉をあけると・・・
「なんだこりゃ~」

お餅とは似ても似つかない真綿のようなものが
皿に乾いてべったりとひっついていた。


うまくいかないとがっかりするものだが
あまりにも想像していない物が出てきたので
現実とは思えず、唖然としてしまった。

袋を見直すと
水の中に入れたままチンするらしかった。

この真綿のようなものが皿からもはがれず
このところのわたしの気分そのまま
ますます厄介なことになってしまった。
コメント
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