ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

タラの芽

2010-05-17 | きょうのできごと
離れて暮らしている娘から、夕方電話があった。
タラの芽をいただいたので帰りに持っていくから
夕食でごちそうしてとのこと。

タラの芽と聞いて天ぷらの段取りとメニューを考えながら待っていた。

そしてしばらくしてから一抹の不安がよぎった・・・

昨年はタラの芽をいただいたと言うので取りにいったらなんと別物だった。
たしかこれはコシアブラとかいうものではないかと思った。
どう見てもタラの芽には見えなかったので
「ちゃんと見たの?」と聞いたら
ちゃあんと見てタラの芽だと思ったのだと言う。

わが家の夕食の時間には遅れそうなので
(今度はまさかね?!)と思って
天ぷら用の鍋に油をたっぷり用意してから
先に食べかけていたところに娘が帰ってきた。

「まあとにかくお風呂に入ったら」と言って
受け取った白いビニール袋の手触りが
いやにつるつるしている・・・

見なくてもワラビかゼンマイの長い茎の感触だ・・・

「見なかったの?」とあきれ返って聞いてみると
「なんかゼンマイっぽいなあと思ったんだけど、タラの芽と言って渡されたので~」
と、のたまう。

鍋の油を戻しながら(何なんだろう~これって!)と思う。

わが家はタラの芽の天ぷらは大好きで
旬に味わうのを欠かしたことはない。
爪の先ほどの小さくて乾いた感じの養殖物は
ほとんど買ったことはない。

いつも地産コーナーで、実家の父が採ってくるような新鮮な
葉も出たものを買ってから家で揚げていたはずなのに・・・

5月の連休はタラの芽の天ぷらを実家でごちそうになったり、
もらって帰ったりするのも例年のことだったし・・・

毎年タラの芽をおいしいと味わってきたはずの娘が
知らないはずはないとすっかり思い込んでいたのだが

山菜は一把ひとからげでおぼえているのだろうか???

これからも不思議なことはまだまだありそうだ


コメント (1)
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