ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

眠れない夜

2010-08-02 | きょうのできごと
梅雨が明けてからの猛暑続きで眠れない夜が多くなった。

涼しい風の一つも吹かない夜も多い。

夜間の工事の音もすさまじい。
電車の音 どこかのバルコニーの風鈴の音  赤ん坊の泣き声
そうして車の音

考えてみれば暑さだけではなく眠れない夜が多い

疲れているのにどうしても寝付けない夜

あすは早朝に起きなければいけないのにどうしても眠れない夜

旅行に出るとおしゃべりがはずんで
とんでもない時間になってしまっているのに
どうしても寝付けない。
みんなはとっくに寝息をたてている。
枕があわないからかしら 何だか落ち着かない、どうもしっくりしないなどと
思っているうちに朝になる。
仕方がないのでひとり起き上って朝風呂につかりに行ったりする。

この間は
あの子たちはどんなふうに死んでいったのだろうと
ちょっと思っただけなのに眠れなくなってしまった。

1歳と3歳のこどもがマンションの一室に取り残されて
毎日どんな思いでと考えていくうちに
憤りと悲しみと悔しさとむなしさと切なさとがみな入り混じって
ますます眠れなくなって朝を迎えた

おかしな世の中だと済まされない事件が多すぎて
ますます眠れなくなってしまう
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夏の旅

2010-08-02 | 草花のささやき
17日に梅雨があけてから例年にない猛暑が連日続いたある日
友人とふたり、夏の旅に出た。

忙しい彼女の日程や雑事に追われる私の都合を
あれこれとやりくりしているうちに
6月の予定がずれこんで7月の猛暑になってしまっていた。

夕方、駅前からお迎えのバスにのって山の温泉宿に小一時間で着いた。
噂に聞いていた通り、建物はかなり古く緑いっぱいの山の中。

厳しい暑さにお茶を買いこんで出かけたが、
おいしい伏流水の山の水が用意されていた。

緑いっぱいの山の静けさの中に
普段は聞いたことのない蝉の鳴き声、虫の音、野鳥のさえずりが
涼しげに響く。

緑と同じように虫もいっぱいで
部屋やふろ場などいたるところにお出ましで
随分と閉口したが
友人が「山だからねえ~」と言ってくれたので
ほんとうに助かった。

ねむの花を久しぶりに見た。
そんな季節だったのかとあらためて思う。



すがすがしくヤマユリが咲き始めている。
恥ずかしげにうつむく白いガクアジサイには
ぽろろんアジサイと名前をつけてみた。



アジサイに囲まれた古賀政男記念館は洋館でしゃれている。



日常からちょっとだけ離れて
彼女とは30年ぶりの旅・・・

今度は温泉のあう素敵な季節に誘いたいと思う。

これからもよろしくお付き合いくださいね。

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