予告編で観た少年役(息子)のエズラ・ミラーにひとめぼれ!
彼の表情や雰囲気がアンニュイで挑発的で
とてつもなく魅力的だったのでこの作品は外せなかった。
エバァが自由奔放に生きていた頃のトマト祭り
つぶれたトマトと男たちにまみれ、一面の赤の場面から始まる
時々の血の場面、
家の壁と車にぶちまけられたペンキの赤
そうして、風に揺れる白いカーテンは
うたたねしているような彼女の意識の中と
現実の世界の間に漂っているかのようだ
どうしてもなつかない息子に
さんざん苦しめられ、
女生徒を殺したばかりか、夫も娘も殺され
自分のスキルも人生も真っ向から壊されていったのに
彼女が死を選ばないのが最初は不思議なくらいだった
でも彼女は決して逃げない
不安な母親だったはずなのに
事件があってからは
責任を全うしようとする強い母親になっていく
でも、息子を持つ母親としてはよくわかるような気がするのだ
ときどきの自分と重ね合わせて色々なことがあったことを思い出す
ある意味、母親にとって息子は特別な存在なのかもしれない
いつまでも目を離せない。
自ら命を絶つことはできない
死ぬまでずっとずっと息子の母親をしていくのだろう
原題「WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN」
(私たちはケヴィンについて話す必要がある)だが
日本語タイトルはそのものズバリすぎるのではと批判もあるようだ。
が、ミステリーととらえればそうなのかもしれないが
私にはそんなことはどうでもいい感じ
ケビィンの母を生き地獄に陥れるさまざまの行動は
憎しみではなく、これは彼なりの愛情なのだと思う
母の気を惹くためにどんどん深みに入ってしまったが・・・
母に甘えるように唯一読んでもらっていた「ロビン・フッド」の絵本・・・
愛情表現が普通にできなかった母と息子の
再生をほのめかせて最後は正直ほっとした。
エンディングで毅然としていた母は
やっとそのことに気づいたのかもしれない
エズラ・ミラーは「クィア」発言で、ちまたでは話題になっているようだが、
何より若いし、これからが楽しみな俳優
(ケビィン役の他の2人の子役の演技力にも驚いたが)
映画化は難しいと言われた英国オレンジ賞(女流作家の最高賞だという)の受賞作
ベストセラーだったとか・・・
映画を先に観てしまったのだが、是非原作を読んでみたい。
彼の表情や雰囲気がアンニュイで挑発的で
とてつもなく魅力的だったのでこの作品は外せなかった。
エバァが自由奔放に生きていた頃のトマト祭り
つぶれたトマトと男たちにまみれ、一面の赤の場面から始まる
時々の血の場面、
家の壁と車にぶちまけられたペンキの赤
そうして、風に揺れる白いカーテンは
うたたねしているような彼女の意識の中と
現実の世界の間に漂っているかのようだ
どうしてもなつかない息子に
さんざん苦しめられ、
女生徒を殺したばかりか、夫も娘も殺され
自分のスキルも人生も真っ向から壊されていったのに
彼女が死を選ばないのが最初は不思議なくらいだった
でも彼女は決して逃げない
不安な母親だったはずなのに
事件があってからは
責任を全うしようとする強い母親になっていく
でも、息子を持つ母親としてはよくわかるような気がするのだ
ときどきの自分と重ね合わせて色々なことがあったことを思い出す
ある意味、母親にとって息子は特別な存在なのかもしれない
いつまでも目を離せない。
自ら命を絶つことはできない
死ぬまでずっとずっと息子の母親をしていくのだろう
原題「WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN」
(私たちはケヴィンについて話す必要がある)だが
日本語タイトルはそのものズバリすぎるのではと批判もあるようだ。
が、ミステリーととらえればそうなのかもしれないが
私にはそんなことはどうでもいい感じ
ケビィンの母を生き地獄に陥れるさまざまの行動は
憎しみではなく、これは彼なりの愛情なのだと思う
母の気を惹くためにどんどん深みに入ってしまったが・・・
母に甘えるように唯一読んでもらっていた「ロビン・フッド」の絵本・・・
愛情表現が普通にできなかった母と息子の
再生をほのめかせて最後は正直ほっとした。
エンディングで毅然としていた母は
やっとそのことに気づいたのかもしれない
エズラ・ミラーは「クィア」発言で、ちまたでは話題になっているようだが、
何より若いし、これからが楽しみな俳優
(ケビィン役の他の2人の子役の演技力にも驚いたが)
映画化は難しいと言われた英国オレンジ賞(女流作家の最高賞だという)の受賞作
ベストセラーだったとか・・・
映画を先に観てしまったのだが、是非原作を読んでみたい。