ポン・ド・リゼール（Pont de lisere）

以前から気になっていて、行きたかったお店です。
どんなところにあるのかしら？と
ふらりと探しに行っただけのつもりでしたが
開店までそう時間もないようなので
混まないうちにとつい入ってしまいました。

うわさの「フランス風、大人のお子さまランチ」
ランチは火水木だけなのですもの・・・

「チーズのせもち豚ハンバーグ、赤ワインソース」にしようか
それとも「鮮魚のポワレ、ブイヤベースソース」にしようか
大いに迷います。

こじんまりとしたビストロですが、とても素敵なお店です。
カウンターにはカラフルなミニココットが沢山並んでいて
何だかかわいい・・・
おしぼりやナプキンの入った入れ物には扇子のようなものが
2本ぐらいずつ一緒に差してありました。
開いていないからわからないけど、扇子ですよね。たぶん。
後からも女性客が来店しましたが
ひとりで切り盛りなさってる若いシェフは
お客さんの様子をよくご覧になっていらっしゃる印象

前菜は小さな器にぎっしり詰め込まれた自家製ドレッシングのサラダ
一瞬京風煮物？と勘違いさせられそうな小さくカットした根菜のピクルスたち
グラスに入ったおしゃれなスープ
クロスティーニ？（レバーパテがたっぷりで土台のパンが見えないほど）
箸置きの様にお使い下さいと和風っぽい長皿が供されました。
カトラリーにはちゃんとお箸が入っていて、ちいちゃな器のサラダも美味しくいただけますね。

悩んだ末の鮮魚のポワレはニジマスでした。
外はカラっと中はふんわりやわらかく仕上がっていて、
頭からがぶっと食べられますのでの言葉通り、骨もやわらかく丸ごと全部いただけました。
海老がとても美味、温野菜が彩りと食感を添えます。
リゾットも優しい味わい、一切れあったパンでブイヤベースソースもきれいにいただけました。

デセール・・・ショコラ、ムース、
カプチーノ風デミタスコーヒーのほどほどの苦みとうま味が
甘いデザートにびったりの味わいです。
ひと口ごとにお口直しに苦みを口に含む塩梅でデミタスがちょうどいい感じで
本当に美味しいですね。

ランチのグラスワインの案内があればお願いしたかったのですが
見当たりませんでした。
ランチよりもお高いワインにならないといいなあなどと
思いながら、よほどお伺いしようかと悩みつつ
食べ終えました。

さて、今度は何を食べましょうか？

予約を入れれば、デザートが一品追加になるそうなので
女子会ランチもみんなきっと喜ぶことでしょう～