ぽぉぽぉたんのお部屋

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「お坊さんのお話を聴いて」

2015-05-31 | きょうのできごと
薬師寺の大谷徹奘さんの講演会でお話を聴いた

「死んだらおしまい」ではない
敬われるような自分に
子供や孫たちが戦争していないような先祖にならなくてはいけない

敬上慈下 

敗戦から70年

今さえよければいい  
自分さえよければいいという考えが多くなった。
今の教育は「我」の教育 戦後アメリカの影響で変わってきてしまったのだろう
そのうえ、今の日本人はがんばりが足りない

人の一番の欲望は「人から評価されたい」ということだそうだ。
今一番不足しているのは慈下
私たちには子や孫の下の世代を慈しむ心が足りない
だから
ほめないお前が悪いと逆恨みして
数々の事件が起こるのだという・・・

そうして人は自分が生き残ってきたおごりから
年をとると一人よがりになる 人の話を聞かない
人間とは人の間 一人では生きていけない
1300年もまえの昔の人たちは
今現在のことを「中今 なかいま」ということばで表した。
今には先と後があることを知っていたのだ。


いずれ私たちは死んでいく。そうして先祖になる

だが、タスキを渡す前の人の走り方によって
次の時代は変わってしまう
上手にバトンを渡していかなければ
うまく走りだせないのだから


自分の命は私たちだけのものではない
それはつないでいくもの

死んだ時に残された人々は何と言うのだろう
生き方への気づき
気づいたら今すぐ変えていくことが大切

どんな姿を子どもに見せるか
子どもは親を見ている
死んだ後も思い出してもらえる人に
親の生きざまをしっかり
思い出してもらえるように生きよう

こうして坊さんの話を聴きに出かけてこられる日本は平和なのだ

出がけにざーざー雨が降っていたとしても

鉄砲玉が飛んでいるわけではないのだから

出たくても出られない人
日常の当たり前の生活を奪われた人々が世界にはたくさんいる

今の生活を、この平和を私たちがきちんと守っていかなければ
次の世代はどうなるのだろう。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (eーばあ)
2015-06-02 11:23:40
「大人の休日倶楽部」の講演に申し込み
見事外れました^^;;
吉祥天女には来週姉と会いに行きます^^。
返信する
Unknown (ぽぉぽぉたん)
2015-06-02 17:05:00
お坊様たちの講話が好評のようです。
友人がもう一度行きたいと言っていました。
柄物大好きの吉祥天女も素敵ですね。
返信する

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