てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

絶縁賞と無縁賞

2005-09-09 07:20:00 | 健康と医学
 親に似ず長男と三男は、学生時代に煙草を覚えた。私はと言えば煙草アレルギーで、会社が休みの時以外の日は、職場の煙を吸って夕方になると痰がからんで困っていた。どうにかして倅の喫煙を止めさせられぬものかと、ない知恵を絞り一計をめぐらした。

 攻めやすい三男に軽く「もし煙草を止めたら、5万円をやろう」と持ち掛けた所、案外すんなりと乗ってきた。「但し、復活したら倍返しぞ」と付け加えることも忘れずに。してやったりとほくそ笑みながら、私のポケットマネーに「絶縁(煙)賞」の賞状をつけてやった。

 次いで意固地な長男を落とすチャンスを窺っていた。その年の暮れに、風邪をこじらせているのを見計らって例の話を出すと、渋々ながらも止むに止まれず禁煙に踏み切った。

 そうこうする内に元々煙草はやらない次男からクレームがついた。とんだ片手落ちと合点し、即座に「無縁(煙)賞」を出した。

 かれこれ10年になるが、勿論三人の誰からも10万円は受け取っていない。当時小遣い3万円の分際には、15万円也は手痛い出費だったが、何物にも代えがたいグッドアイデアと自負している。
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薄暮に岡山国体開幕

2005-09-09 06:13:39 | スポーツ
 第60回晴れの国おかやま国体夏季大会が始まった。
 岡山開催は43年ぶり2度目となる。前回(第17回)はスポーツに無縁の私が、中学生としてマスゲームに参加した。
 「♪山なみ高く 野は広く 虹をかおる瀬戸の海…」で始まる軽快なテーマソング(岡山県の歌)と共に、当時のことが懐かしく思い出される。
 国内最大のスポーツの祭典で、史上初の薄暮時の式典となる。さわりだけをTV中継で観て、ギター教室へ向かった。
 地元開催で盛り上がっている折に水を差すつもりはないが、今回の国体関係者の知り合いの一人が「国体は形骸化されてしまった」と嘆く。
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