てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

縁は異なもの

2007-05-08 16:48:21 | パソコンとインターネット
 拙ブログ「てすさび日誌」を立ち上げたのが3年前の春。始めて3カ月が経過した頃、コメントやトラックバックが入るでなく、誰からも反応は然程ないので、いささか大儀になりかけた。
 しかし所詮は、たわいない生活の一コマや、雑感をしたためた公開日誌である。他人様に読んでいただくことを前提としたものではない。離れて住む倅家族や親しい友人の目に触れ、当方の近況と無事を知って貰えればそれでいいぐらいに受け止めていた。

 折りしも朝日新聞「声」の欄に、京都市の豊田佐恵子さんの「ブログの発信してみたいが」の一文が目に留まった。
 その時のことを小欄で「2005/7/13 ブログ考」に書いた。
 ブログに対して『私生活を人に見せるなんて』と少々抵抗を感じていた彼女が、友人の開設したブログをのぞいて、面白さを発見し次第に関心が深まる様子を認めておられた。

 その記事はデスクマットに挟み、折に触れては読み返しながらも、日が打過ぎた。そして今日、思いがけず当の豊田佐恵子さんから、コメントを頂戴した。「気まぐれに自分の名前で検索してみたらヒットした」のだと仰る。

 コメントによれば、現在ではmixiでブログを始められたそうだ。「それまで知り合うことの少なかった、自分と同業種の人と知り合いになれて、良かったです。」と結んでおられる。

 不躾にも勝手に引用した文書だったが、まさかご本人の目に留まるとは思いもよらなかった。ネット社会の現実を垣間見た思いだ。縁とは異なもの。


-ブログの発信してみたいが-

2005年(平成17年)7月13日付、朝日新聞「声」より


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-ブログで近況報告-

2005年(平成17年)10月31日付、朝日新聞「ひととき」より
コメント (6)
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