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巴屋本舗の塩味饅頭
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H部さんから届いた珍味白いか
岡山県西部美星町へ出かけるつもりで給油中、急遽心変わりし真反対の兵庫県赤穂に行き先を変更して車を走らせた。
道中の岡山東部地区は、在職33年の4分の1にあたる、8年間に亘り担当した懐かしい地である。弥が上にも走馬灯の如くに思い出が甦る。
小生にとって赤穂といえば「忠臣蔵=赤穂浪士」よりも「塩味饅頭」。それも数ある中で赤穂城大手門前にある巴屋本舗のものが一番口にあうので、それを求めて赤穂城址を目指した。塩味のきいた小豆あんを真白な寒梅粉で包み、月を表現した粋な和菓子。勿論赤穂名産の塩を使っている。
満々と水を湛えたお堀から、大手隅櫓が見える大手門を潜り城内に入る。赤穂城址は櫓門の本の丸門、厩口門、本の丸御殿の基礎が復元されているだけだが、屋敷あとの土台石で、当時の御殿の間取りなどが分かり易くなっていた。現在もなお発掘調査が行われている。
城内にある大石神社は、明治天皇の勅旨を契機として、明治33年に神社創立が公許せられ、義士を崇敬追慕する多くの良民からの浄財によって本殿や社殿が竣工。大正元年11月、四十七義士を祀る神社として鎮座されたとか。
赤穂城址を後にして、次は赤穂御崎へ向う。潮の香を含んだ心地よい風を受け、用意してきた弁当を広げる。沖をゆっくり進む船影をボーと眺め、しばし時の絶つのを忘れるほど。
海岸を散策の後、久しぶりに温泉でもとあちこちの旅館をのぞいてみたが、今ひとつ気が乗らないので、赤穂を後に竜野から上郡を経て岡山県に戻り、気心の知れた湯郷温泉で一風呂浴びた。
帰宅するとポストに郵便物不在配達通知。差出人は県北のH部さんから。8時ごろ再配達されたものは、例によって見事な白いかだった。「夏の日本海白いかが今やっと鳥取に来ました。大漁でしたので御笑味下さい」とのメッセージが添えてある。
お礼の電話を入れると「白いかの漁期は、例年5~8月ごろだが、今年は遅れてやっと獲れ出した」とか。
早速に長男と三男に、赤穂土産と一緒にお裾分けした。二人とも晩酌のアテに間に合った。白いかは日本で一番高価ないかで、身が厚くて柔らかく強い甘味があることが特徴。わが家でもその白いかを丸ごと一本刺身にし、ゲソも柔らかくサクサクの天ぷらは絶品だった。H部さんのいつも変わらぬお心遣いに感謝しつつ、美味しくいただいた。
我々が岡山と兵庫を横断している間に、H部さんのサプライズプレゼントが鳥取から岡山までを縦断してやって来た。
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