てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

お盆準備

2009-08-06 16:32:00 | 暮らしと生活




 お盆の正式名称は盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼ぶ。
 地方によって、その日程、盆棚の飾付け方などは多少異なるが、その心は同じ。当地では月遅れの8月がお盆で、12日に棚経参りに来られるとお寺さんから案内があった。
 いつもなら表に祀ってある水棚様を拝んでくださるのだが、今年我が家は新盆(初盆)にあたり座敷に上がって拝んでくださるという。

 祭壇の飾付けはかみさんの仕事で、押入れの上の段からの出し入れだけが小生の役目。座敷の片付け、お供物や花、供養膳の準備に始まる。続いてご本尊と位牌、線香たて、経机などを仏壇から移動して、床の間に盆棚(精霊棚)を設ける。

 新家から贈られた新盆提灯を用意した。新盆に限り、精浄無垢の白で霊を迎える意味から白木で作られた紋天が最も多く使われる。縁側や仏壇の前に吊るして火を灯し、その灯りによって精霊に迷うことなく家まで導かれるという意味が込められているそうだ。
 六角提灯の組み立てには多くの手を必要とするのだが、遊びに来ていた孫達が手伝ってくれた。特に長男の所の孫は、ここのところ何かにつけ世襲を意識した言動が見られるのだが、今日も例によって鼻をヒクヒクさせながら「(組み立てるのは)結構難しいんよ!」と得意げに話す。
 
 これでお盆を迎える準備が整った。15日には二男家族も帰ってくる予定。12日の棚経参り、20日の施餓鬼会、23日の地蔵祭りとお盆の行事が続く。明日はウオーキングの序でに墓掃除をしなくては。

【関連記事】
・「2007/8/15 お盆の意義
・「2006/8/20 施餓鬼会(せがきえ)」
・「2006/8/14 絆深め 魂の行事
コメント (4)
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