お盆の帰省ラッシュをニュースが報じる。特にマイカーで東名高速道路を使う場合は、例の駿河湾を震源とする地震の影響で静岡県内が通行止めとなり、煽りを食らった人も多かったろう。
ところで交通の自然渋滞、てっきり先頭を走る車の所為と思っていたが、とんでもない見当違いだった。
14日付の山陽新聞のコラム「滴一滴」では、日本自動車連盟(JAF)などが春に行なった渋滞の解消実験を紹介している。それによると『渋滞区間に向け8台の車を車間距離をとって走らせたところ、車の流れが改善した。車間距離を詰めるのは全く逆効果だ。最近注目される「渋滞学」の活用成果である。下り坂では加速せず、上り坂では減速に注意し、割り込まれても車間を維持する「渋滞吸収走行」がポイント』だそうだ。
上り坂やトンネルでは無意識のうちにスピードが落ちてしまうので、後続車との車間距離が狭くなり、ブレーキを踏む動作がどんどん後に伝わっていく。減速の幅は後に行くほど大きくなり、ある程度つながってしまうとノロノロ運転になる。すべてのドライバーが「定速運転」を心がけて、車間距離を十分にとって走行すれば理論上自然渋滞は発生しないとのこと。
要するに先頭をゆっくり走る車だけが原因ではなく、後に続く運転の仕方が悪い複数の車の影響の所為ということ。走行中にむやみにブレーキを踏むような運転は“渋滞を誘発する行為”になるそうだ。
この交通渋滞だが、よくよく考えてみると「渋滞に巻き込まれた」などと被害者的発言をするが、これほど自己中心的な発言はないのではないかと気付かされた。いかに被害者面をしようとも、実のところ自らが渋滞を作ることに加担している訳だから。
このことを謙虚に反省し、これからは心にゆとりをもって“定速運転”を心がけようと思う。
※山口へ車で帰省中だった二男の義父家族は、昨夜15日の午後10時に山口を後にし西宮の実家へ着いたのが今朝8時、延々10時間がかりの大渋滞に遭ったそうだ。ご苦労様でした。
ところで交通の自然渋滞、てっきり先頭を走る車の所為と思っていたが、とんでもない見当違いだった。
14日付の山陽新聞のコラム「滴一滴」では、日本自動車連盟(JAF)などが春に行なった渋滞の解消実験を紹介している。それによると『渋滞区間に向け8台の車を車間距離をとって走らせたところ、車の流れが改善した。車間距離を詰めるのは全く逆効果だ。最近注目される「渋滞学」の活用成果である。下り坂では加速せず、上り坂では減速に注意し、割り込まれても車間を維持する「渋滞吸収走行」がポイント』だそうだ。
上り坂やトンネルでは無意識のうちにスピードが落ちてしまうので、後続車との車間距離が狭くなり、ブレーキを踏む動作がどんどん後に伝わっていく。減速の幅は後に行くほど大きくなり、ある程度つながってしまうとノロノロ運転になる。すべてのドライバーが「定速運転」を心がけて、車間距離を十分にとって走行すれば理論上自然渋滞は発生しないとのこと。
要するに先頭をゆっくり走る車だけが原因ではなく、後に続く運転の仕方が悪い複数の車の影響の所為ということ。走行中にむやみにブレーキを踏むような運転は“渋滞を誘発する行為”になるそうだ。
この交通渋滞だが、よくよく考えてみると「渋滞に巻き込まれた」などと被害者的発言をするが、これほど自己中心的な発言はないのではないかと気付かされた。いかに被害者面をしようとも、実のところ自らが渋滞を作ることに加担している訳だから。
このことを謙虚に反省し、これからは心にゆとりをもって“定速運転”を心がけようと思う。
※山口へ車で帰省中だった二男の義父家族は、昨夜15日の午後10時に山口を後にし西宮の実家へ着いたのが今朝8時、延々10時間がかりの大渋滞に遭ったそうだ。ご苦労様でした。