てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

孝行

2010-01-04 15:55:00 | ファミリー
 4日、官公庁や多くの企業で仕事始めの式があった。長男の勤める会社では、この日が創刊記念日にあたり記念式と新年祝賀式があった。席上永年勤続(25年・15年)の表彰があり、早いもので倅は15年勤続表彰を受けた。

 賜った金一封は、嫁の両親、我々夫婦に三等分して届けてくれた。骨身を削って働いた褒美なので一度は辞退したが、どうしてもと勧められ折角の好意なので有難く押頂き、ひとまず仏前の両親に。

 自らのサラリーマン時代、両親4人に対してどれほどの孝行ができたかと顧みれば、忸怩たるものがある。3人の倅どもを育てるのに精一杯で、親のことまで気が回らなかったのかも知れない。
 初任給43,100円の中から、オルゴール付き靴べらセットを、大学時代の4年間お世話になった下宿のおばさんに贈ったことだけは覚えているが、永年勤続表彰金をどう有効活用したのかまでは思い出せない。せいぜいボーナス時や何かの節目には2組の両親に心ばかしの孝行をしてきたつもりだ。その後姿を何処かでみていてくれたのだろうか。

 『孝行のしたい時分に親はなし さればとて石にふとんも着せられず』などと後から悔やまれることがないよう、暇さえあれば義父の所へ顔を出し、今の内に出来る限りのことをして差し上げるようにしている。
 正月も元日・二日と連日のぞいたら、逆に小生の誕生日(1月7日)の前祝いと7人の曾孫にお年玉を頂いてしまった。何をしていることやら…。

※倅どもの初任給から我々夫婦へのプレゼント
長男…WOODREXフォトスタンドクロック
次男…WEDGWOODペアーコーヒーカップ
三男…某ホテルの食事券
コメント (6)
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