てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

小学校高学年の英語必修化

2011-03-01 14:43:00 | ビジネスと社会
 This is a pen. 
 中学生になって英語の教科書の最初に載っていたフレーズだが、時は移って2011年度から小学校5年、6年で「外国語活動」が必修となるそうだ。先日遊びに来た今春小学6年生に上がる孫から聞かされて初めて知った。

 世界のグローバル化が大きく進む中で、わが国の将来を担う子どもたちがグローバル社会の波に乗り遅れないようにするために、遅ればせながら政府が重い腰を上げたということか?

 昨年のことになるがユニクロ(ファーストリテーリング)が企業内で公用語として総て英会話にすると発表され驚かされたものだが、前後して楽天までもが同じく、社内の総ての会話に英会話を導入、会議なども全部英語で行うというニュースが流れた。これからのビジネスシーンでは、世界の公用語である英会話は必須条件ということである。

 話を元に戻すが、授業を効果的に行うためには教師が発音・リスニング等のスキルをアップさせる必要があり、最も大きな課題になっているそうだ。

 かくいう私も、41年前に某高校で英語(リーダー)の教育実習をさせて頂いた時の苦々しい思い出が蘇った。担任の先生が教室の後に控える中で、テープレコーダーを使ってのみ授業を許され、自ら発音することは御法度だった。

 私の場合は教育実習まで受けながら、故あって教師にならずに済んだが、今の教師は小学校の授業でさえ英語がついてまわり大変なことだ。担任の先生方のご苦労のほどをお察しする。
コメント (2)
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