てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

健康ならばこそ

2011-03-07 20:36:00 | 健康と医学
 本日家内とアベックで大腸内視鏡検査を受けた。これに先駆け、家内は既に胃内視鏡の検査も受けていたのだが、案ずるまでもなくいずれもが「特段の異常は認められない」との診断で、垂れ込める暗雲は一挙にはれた。早速に3人の倅に吉報を入れると、立所に三者三様の返信メール。

「了解。良かったです。」
「よかったです。慢心せず、引き続き気をつけてください。」
「それはよかった。しかし、安心せず食生活見直しを(間食)」

 検査後の留意点として《食事は消化のよいもの、刺激の強いものやアルコールは避けること》とあるので、祝杯をあげる訳にもいかず、病院からの帰途食材を買い込み、家で二人でささやかに祝うことにした。

 求めた食材の一つは、くぎ煮用にやっと出回り始めたイカナゴの新子。そしていま一つはアジ。先達てNHKのためしてガッテンで「魚さばき必勝法」を観たので、忘れないうちに実践しておかなければとうずうずしていたところ。
 お見事とはいい難いがどうにか三枚におろし、刺身と唐揚げにして美味しく頂いた。骨せんべいの味も格別で魚丸ごと捨てる所なしであった。

 大腸内視鏡検査では、事前に約2時間掛けて2㍑の下剤(ニフレック)を飲むのが難儀であったが、大腸内の老廃物が一掃でき、今は何ともいえない爽快感だけが残る。
 近年はCTを用いて、腸管内腔を3次元再構成し、粘膜面の凹凸の評価を行う「仮想内視鏡」をテレビで紹介していたが、これでは出血や色調の評価、生検などはできないため、内視鏡検査の代わりとは成り得ないそうだ。

 昨夜の軽い(消化のよい)食事から始まって、今日の朝食と昼食は絶食のため、必然的にプチ断食を強いられたが、これは日頃の飽食への警告と受け止め、普段不休の胃や腸へのしばしの休息を与えることとなった。併せて健康であればこその「食を楽しむ」ことの有難さをしみじみと実感した。
コメント (4)
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