上の写真は、わが町内を流れる中井川の上流にあたる祇園用水だが、すぐ近くに大樋があり、9月末で水門が閉じられた。早朝、スマホのカメラで撮った写真のため判別しにくいが、川底の藻があらわになっているのがみてとれるだろうか。
いわゆる“水落とし”と呼ばれ、これまで水田を潤していた水を落として、ぼつぼつ稲刈りの準備に入る。
水を落として、稲を乾かすことにより登熟を完了させる。また、土を乾かすことにより、コンバインの走行性の安定など、稲刈り作業がスムーズに行える。
日増しに其処此処の稲穂が色付き、ライスセンターへの搬入指定日の10月20日まで、あと3週間を切った。70日間に及ぶ水管理と、雑草との格闘を終え、今は“人事を尽くして天命を待つ”心境である。