外は終日の雨模様、徒然なるままに・・・。
先の拙ブログで岡山弁『そ!』について触れた。
なおもしつこく、同第二弾をご容赦ください。
『へいやのお』とは?
亡きお袋が「どういたしまして」の意で『へいやのお』と言っていたことを思い出した。
ネットで岡山弁をキーワードで繰るも、該当をヒットしない。
そんな疑問を抱きながら、数年前のこと岡山弁のオーソリティ青山融さんに不躾にもお尋ねした。
岡山弁協会事務局長の近藤光子さんが書かれた『岡山弁はええもんじゃ』という本の中にも取り上げられています、との前置きで、
『【へいやあ】=いいえ(とんでもないという気持ちを表わす)。
【へいやのう(または、いいやのう)】=いいえどういたしまして(少しあらたまった言い方。「へいやー」を少し強調させた言い方)
そんなふうに書いてありますが、語源はよく分かりません。
「はい」「いいえ」「うん」など相手に応答する時に用いる「感動詞」の岡山弁のひとつです』と、明快なお答えを賜った。
ニュアンスだけは感じ取っていたが、この解説に溜飲を下げた。
「へいやのお」は、孫や子はおろか自身も使わぬ死語だが、何とも味わいのある方言で、ぜひとも後世に伝えたいもの。
それにしても岡山弁は奥が深い。
みまさまの地域の味のある方言をお聞かせいただければ幸いです。