珍しくあれこれ行事が立てこみ、怒涛のような3日間が過ぎて、やっと拙ブログのカキコミ。
4月4日、遅れていた桜前線だが、あっという間に満開を迎えた姫路城(白鷺城)を訪ねた。
どうしても子や孫が住む東方面に足が向いてしまうのはやむを得ぬこと。
10枚綴りの1枚だけ残っていた青春18きっぷを使い切り、ひとりはICOCAで代用。
姫路城を間近に観るのは、ほぼ半世紀ぶり。
2015年3月、28億円をかけて“平成の大修理”を終え、白漆喰で塗られた真っ白な外観が、飛び立つ前の羽を広げた鷺の姿を思わせる。
※岡山城は対照的に黒い下見板張りの外観から、別名烏城(うじょう)と呼ばれている。
大天守を拝観するつもりでいたが、修学旅行と思しき外人観光客が列をなしていたので断念。
姫路といえば名物のひとつが「あなご飯」。
広島・宮島のあなご飯に期待をはぐらかされただけに、ここで挽回するべく念入りにリサーチした。
その甲斐あって姫路駅から徒歩3分にある「やま義」こそは、期待を裏切らない絶品だった。
ここまで来たからには、もう一足伸ばして三ノ宮へ。
神戸元町で名物の「森谷のコロッケ」ははずせない。今日も行列が。
実店舗で毎日約2,000個、多い日で約3,000個売れるそう
衣が薄皮でサックサク! 後引く味とはこのこと。
中華街・南京町をぶらついた後、大丸では551HORAIの肉まんを土産に求める。
帰路、姫路駅のホームで待ち合わせ時間をフル活用して、立ち食い「えきそば」。
和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせたもので、和蕎麦ではないし、かといってラーメンでもない。
姫路駅で1949年から販売されているロングセラーの名物グルメ。
余裕でもって午後6時過ぎには高島駅へ戻ってきた。
翌日の新聞報道によると、われらが通過した直後の特急列車が三石駅構内で人身死亡事故があったと知る。
すんでのことに事故の余波を受けるところだった。
締めは、「駆け足ながらもよい旅だったなあ」と話しながら、何にも勝るご馳走のお茶漬けを掻き込むのでした。
やっぱり“食が先行”した食べある記になってしまう。
姫路城(白鷺城)の雄姿
姫路名物のあなご飯は絶品!!
アツアツ、サックサクのコロッケはいくらでも食べられる後引く味
70年の歴史を誇る「えきそば」
日が落ちるまでには帰宅
4月5日付山陽新聞より