てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

10日間のご無沙汰

2007-11-26 18:25:34 | 暮らしと生活
 10日ほどのご無沙汰でした。

 二男の所の孫娘の七五三、長男の転勤辞令、三男宅の孫二人の相次ぐインフルエンザ罹患、連休には二男家族の帰省(今日まで)……と、我が家の一大事を含め行事が目白押し、加えて慣れない仕事を抱え込むなど、すっかり忙殺されブログを休筆しておりました。

 「一日一題」をモットーにしていたブログが途絶えたばかりに、各方面に無用のご心配をお掛けしたようで申し訳ありませんでした。

 「仲良し母娘のほのぼの展覧会」と併せて、話題の映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の案内がてら気遣いメールをくださった心優しいお方。

 ご自身のブログ開設2周年を記念して「ブログ仲間(リンク)の紹介」として拙ブログをピックアップし、温かいエールを送ってくださった方。

 我が身に何かあったのではとの気遣い電話を頂き、(無事ならと)貴重な仕事を与えてくださった方。

 その他にも陰ながら大勢の方々にご心配を頂いたようです。ありがとうございました。忙しさにかまけてコメントは失礼しながらも、ご近所さんのブログへはお邪魔し、大いに元気付けられた日々でした。

 すべてが一段落した今、ある方のブログで「凸凹でささくれ立った心に、とてもとても沁みました」と紹介にあった『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に、かみさんと二人して足を運ぶのを楽しみにしています。

 従前も増して、どうぞこの後も宜しくお願いいたします。

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国立病院岡山医療センター

2007-11-15 20:31:37 | 健康と医学
 義弟が国立病院機構岡山医療センター(旧国立岡山病院)呼吸器科で精密検査を受けた。血液検査と造影剤を入れてCTスキャンの結果、佐藤利雄先生の見立てによると「充実性結節(12㎜大)」で、良性腫瘍とのこと。義弟の左下肺の「白い影はシロ」との診断に安堵した。

 旧国立岡山病院は平成13年3月に閉院し、同4月現在地に国立病院岡山医療センターとして開院した。初めて建物内に立ち入ったが、未だ新築の香りが漂うような綺麗で清潔な院内で、行き届いたサービスに驚いた。
 午前8時半のアナウンスとともに、外来受付職員一同が整列し、立礼挨拶で患者を出迎える。患者に癒しの場所を提供するために‘花と笑顔の病院’をキャッチフレーズにしているだけのことはある。

 旧岡山国立病院にまつわる二題。
 《おっぱい先生》
 同病院の小児科医長を務めた山内逸郎先生(1923年~1993年)は、日本の未熟児医療に多大な貢献をされた。元祖おっぱい先生こと故山内先生は、母乳哺育を成功裏に開始するための必要十分な条件を「山内3.5カ条」としてまとめておられる。
~「山内3.5カ条」~
1)出産30分以内に、初回授乳をさせること。
2)出産24時間以内に、7回以上(初回授乳は含まず)飲ませること。
3)出産直後からの母子同室、母子同床にすること。
3.5)乳管開通操作を陣痛が起こったら、始めて、乳管のつまりを取っておくこと。

 また美智子皇后が皇太子を始めとする、3人のお子様を乳母ではなく御自分の母乳で育児され、皇室に新風を吹き込まれた。これには山内先生が美智子皇后に、母乳育児を進言されたというエピソードはあまりにも有名である。

 『母乳は愛のメッセージ』(1984年11月山陽新聞社刊)では、わが国初の五つ子を救った名医山内先生が母乳のこと、育児のことなどを感動的に語っておられる。


 《名医とは》
 わが三男は生まれて間もなく「痔ろう」と告げられ、当時肛門科で有名なO医院で手術といわれた。親としては新生児にメスを入れるのは忍びない話で、併せて当時の岡山国立病院小児科を受診した。同病院の青山興司医師(現院長)は「痔ろうなんかではない。手術の必要もありません」とO医院とは全く逆の見立て。あれから32年経過したが、何事もなく今日に至っており、誤診の怖さと同時に「名医とは」を思い知ったものだ。


***** 国立病院岡山医療センターから患者さまへの約束 *****

1:患者さまは人格、価値観が尊重され、安全で良質な医療を公平に受けられます。
2:患者さまは十分な説明と情報提供を受け、納得したうえで、治療方法などを自らの意思で選択することができます。
3:患者さまはご自身の治療について、他の医療機関の意見を求めることができます。
4:患者さまは個人情報について秘密が守られ保護されます。
5:患者さまは自己の診療情報について、開示を求めることができます。
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里帰り

2007-11-12 20:07:09 | ファミリー
 男やもめの父兄の二人暮しを気遣って、義妹が千葉から里帰りし、何くれとなく面倒をみてくれ安心の6日間だった。その間には親戚の不幸があったりして、留守番に帰ったようなものだった。

 義妹は三姉兄妹の末っ子でかみさんとは4つ違い。手早で、よく気が付き、はっきりモノを言うしっかり者だ。
 「女やもめに花が咲き、男やもめにうじがわく」を地で行くような男所帯だったが、家の掃除や片付けも手際の良く、あっという間だった。

 ここのところ台所仕事がマンネリ化し、いささか辟易していた義弟は、束の間の救世主の出現に大助かりだったようだ。今日は私ども夫婦も加わってお別れの「ブリ鍋」を囲んだ。

 義妹は帰還に際し、高血圧を放置していた兄が唯一気掛かりで、首に紐をつけて近くの医院へ連れて行った。するとかねてより左肺の下部にあった小さな白い影が大きくなっていることが判明。併せて心臓肥大の所見もあり、15日に国立病院で精密検査を受けることになった。これを好機に災い転じて福となすべく、みんなで禁煙を強く勧めた。

 担ぎ込んだ病院が幸したようだ。義弟と義妹が口を揃えて褒め上げるほど、感じの良い美人の女医さんで、病院も待合室などサロン風で癒される感じのユニークな病院だそうだ。
 これを聞きつけた親父をして「(膀胱がんでかかりつけの病院から)その病院へ転院しようか」と言わしめた。知ってか知らずか、残念ながら当医院は内科・循環器科が専門。

 今日の娘の見送りに際して、91歳の親父は「(兄のことは)ワシが病院へ連れて行くし、面倒も見るから心配ない」と励ます一幕も。親父を元気付けるつもりの里帰りが、逆に父に励まされつつ、私どもが岡山駅まで見送った。帰宅を待って別便で新米が届くはずだ。

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保有米と供出米

2007-11-10 05:22:42 | 農事


 本日JAライスセンターから保有米が16俵届いた。「2007/10/22一昨年並の不作?」で今年は不作?と嘆いたところ、実際には昨年並みの1反当り8.4俵とれた計算になる。しかも、強制的にJAで供出米を取られてのことなので実質はもう少し良かったことになる。
 それでも本業の傍ら農業を営むエンピロさん三日月51さん、キムなどに尋ねると「最低でも1反当り9俵はくだらない」というから、わが家はもっと精農しなければと反省しきり。

 わが家、倅三家族含めて向こう1年間に12俵もあれば十分なので、もう4俵くらいは供出出来そうだ。一昨年は消費目算を誤り、シーズンの最後に専業農家で少し分けて貰ったが、今年は逆に古米を少し残してしまい、せっかくの新米は暫くお預けとなる。
 先日も触れたが、喫緊の課題である「玄米保冷庫」の購入が控えている。4俵でも供出できれば少しは購入費用の足しになり助かる。

 ただ惜しむらくは、JAライスセンター任せで乾燥・籾摺りをやって貰う関係上、極力無農薬で丹精して育てても、その米がわが手元に届かないことだ。
 先日、故あって近所の専業農家に1俵ばかし新米の前借りを申し出た所、(乾燥・籾摺りなど全て自家製の)専業農家をして「JAライスセンターの不味い米で返されのはゴメンだ」と断られ、ダブルパンチを受けた。

(追記)
 一夜明けて、事前の「供出米届出」をしていないことでもあり、今更僅かばかりの供出をしても仕方無いと思い直し、例年通り日頃お世話になっている方や親戚に届け、食べ助けをして頂くことにした。



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鍋の季節

2007-11-08 19:23:27 | グルメと料理


 「立冬」を迎えた8日、県北では氷点下を観測するなど、冬の訪れを感じさせる朝で、鍋物が恋しい季節となった。夕食の一品に湯豆腐もいいななどと言いながら食材の買出しに店に入った途端に、あっさり「ちゃんこ鍋」に趣旨替えした。

 午後5時前、ウォーキングに出かける前に、鍋物ならばやはり大勢で囲むのが一番と思い立ち、義父宅へ電話を入れると、里帰りしている義妹が出て「もう親子で一杯やっている」と言う。

 1時間足らずのウォーキングを終えてから、仕方なくかみさんと二人だけで鍋をつついた。少々物足りないが、美味しく頂いた。野菜もたっぷり食べられてヘルシーなことこの上ない。最後にうどん玉と餅で仕上げ、身も心も暖まった。それでも二人でたった1本の燗酒を持て余したほど。
 最後の一汁だけは残して明日再登壇、朝食は雑炊だ。これまた疲れた胃には優しい。

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