
「『主は心の打ちひしがれた者の近くにおられ、心の謙虚な者をすくわれます。…(略)…』
『何事につけ、感謝を込めて祈りと願いを捧げ、求めているものを神に打ち明けなさい。』
それはも困難に打ちのめされている時に、わたしたちが不平を言ったり、悲しみに沈んでそれに耐えたりするのではなく、あらゆることについて神に感謝しつつ、忍耐と喜びをもって耐えるようにするためです。」

今朝目に止まった、聖アンブロジオ司教のものと伝えられる「フィリピの信徒への手紙講話」の中の一節です。
艱難辛苦をものともせずただ一筋に生きた初代教会のことを思い起こし、むしろ心に甘く響く囁きにこそ注意して、苦しみ悲しむ人々に心を合わせて祈りながら、今日一日を過ごせますように。