将来をどのように生きていこうかと、道を探し求めている方々と、
時々話す機会があります。
結婚しようか、奉献生活に入ろうか、
信徒として教会に積極的に関わって生きていこうか、等々。
40代に入っても、その先に続いている
長い平均寿命の一生を予測することは、
容易ではありません。
「今」の自分のすべてを賭けて一つを選び取ることから、
道は開いていくのでしょう。
そして一度選んだからそれで終わりというわけでもありません。
自分の選択を何度も何度も読み直し祈り直し、
その道に深まっていくものだと思います。
たとえ途中で道が別の方向に向かっていたとしても、
最終的には自分のいのちの完成へと導かれているのでしょう。
どのような道であれ、
その人と神さまとの静かな語らいから導かれていくのでしょう。
どのような段階であれ、今、
自分の歩むべき道を探し求めている方々のために、祈ります。
※写真は碑文谷のサレジオ教会。
